東大・海外大学(HYP)合格・「日本語も英語も」のためにやったこと

【Episode95】6歳9ヶ月 学年末の風物詩

 
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2歳の息子をプリスクールに通わせることになった母。息子がセミリンガルにならないよう、「日本語も英語も」育てるために意識してやっていたこと、当時は意識してやっていなかったけれど、今になって“やって良かった”と実感していることを書いています。
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息子が通ったインターナショナルスクールは、毎年イヤーブックが作成されていました。日本の学校の卒業アルバムが毎年作成されるイメージかな。生徒全員の集合写真(人数が少ないのでこんなこともできちゃう)、クラスごとの集合写真と生徒の個人写真、授業や部活動などの学校生活やイベントの様子を撮影した写真が載っています。学校生活も行事も大きく変わらないけれど、アルバムを通して子供達の成長を感じられるので、毎年作成されるアルバムを見るの楽しみにしていました。しかもこのアルバムは、高校生有志で編成されたアルバム作成委員によって作成されていました。表紙のデザインや内容、掲載の写真も彼らが一から考えて作っていたの。彼らのセンスによるので、すっごく格好いいデザインand内容のイヤーブックの年もあれば、コメディータッチの年もあって、それがまたこのイヤーブックの魅力でもあったのよね。ある年のイヤーブックの高校3年生のページでは、生徒ひとりにつき1ページを割いて、自分の写真の他に、家族写真やお気に入りの写真と共に、卒業にあたってのコメントや、家族からのメッセージが掲載されていて、読んでいるうちに涙・涙で文字が滲んで読めなくなっちゃった。こんな感動的なページもありつつ、生徒や先生のおバカ(?)な姿もビッシリ詰まっていて、プロの大人が作るより、生徒が作った方が、学校の日常がよくわかり、私は好きだったな。

そんなイヤーブックは、学年末の終業式の1週間前くらいに、生徒に配られる。Kindergaratenまでは、そのまま持って帰ってきた息子もGrade1ともなると、スクールに置きっぱにしてなかなか持って帰ってこない。何をやっているのかというと、みんなでイヤーブックの余白にメッセージやサインを書きあっこしたり、先生からコメントを書いてもらったりしている。なるほど、余白は、たまたまできた余白ではなく、このための余白なのね。これって簡単なんだけど、なかなか良いアイデアだよね?先生・生徒の名前付き顔写真が掲載されているイヤーブックの余白にメッセージを書けば、時間が経ってもメッセージと顔を擦り合わせることができるじゃない。日本でも、よく寄せ書きをするけれど、メッセージと名前だけだと、時間が経ってから「誰だっけ?」ってなっちゃうことってない?子供の頃もらった寄せ書きは、特にそうなっちゃうよね。確か東京で1年だけ通ったインターナショナルスクールを辞める際に、担任の先生が息子に渡してくれた寄せ書きにも、クラスメイトの息子へのメッセージ下に顔写真がペタッと貼られていたんだよね。衣替えの時期に、換気のため「息子の思い出箱」の中身を出すたびに、寄せ書きが書かれた色紙を読んでしまうんだけど、メッセージと名前だけでは顔が思い出せなくても、写真がついているから、「そうそう!この子だった!」なんて言いながら、その子との他エピソードまで浮かんでくる。一方で、私が中学時にもらった寄せ書きを見ても、名前とメッセージだけでは顔が思い出せない人がほとんど。しかも部活の寄せ書きだから、上級生と下級生は顔がサッパリわからん!もらった時は「嬉しい!ありがとう!!」って思うんだけど、古い記憶の上に新しい記憶がどんどん積み重なっていくので、記憶を呼び起こすためのきっかけは多ければ多いほどありがたい。同窓会の時は、このイヤーブックさえあれば、話のネタも尽きないと思うよ。

学年末の風物詩がもうひとつ。カメラを持って行って写真を撮りあっこすること。授業もパーティーばっかりで、すっかりお遊びモードになったスクールではもちろん、学年末のField tripや校外学習と称した映画館での映画鑑賞andボーリング大会でもパチリ、パチリ。今の在校生はスマホでパチリなんだろうけど、息子の時は“写ルンです”等の使い捨てカメラが主流。私でも使わなくなって久しい使い捨てカメラの使い方を息子に教えるなんて思ってもみなかった。フィルムを手動で巻き上げるなんてひと手間も子供達には新鮮だったみたい。親としても、目の届かないスクールに持たせるなら、使い捨てカメラが何かと安心。使い捨てカメラでの撮影会は子供達にも親にも好評でした。がっ・・・、現像した写真はピンぼけしたものや被写体が何なのかわからないものばかり。被写体との距離が近かったのよね。「好きだよ」って気持ちのまま、すっごい至近距離で撮影していたんだろうなぁ。こういうことって私は日本の学校では経験しなかったので、息子が撮った写真を眺めながら、授業や宿題から解放された学年末のゆる〜い話を息子から聞くのは楽しかった。私も日々の宿題サポートから解放されて、のんびりできる唯一の時期で、心に余裕があったと思う。母子が共に幸せを感じる学年末は、あっという間に終わっちゃうのが、なんとも悲しかった思い出。

 

 

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