東大・海外大学(HYP)合格・「日本語も英語も」のためにやったこと

【Episode84】6歳1ヶ月 モテ期到来?

 
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2歳の息子をプリスクールに通わせることになった母。息子がセミリンガルにならないよう、「日本語も英語も」育てるために意識してやっていたこと、当時は意識してやっていなかったけれど、今になって“やって良かった”と実感していることを書いています。
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息子が通ったインターは、生徒数も少ない上に、全員が部活をするわけではないので、中高生の部活もバスケとバレーボールしかなかったけれど、地元の日本の学校との試合も行われてましたよ。息子がエレメンタリーの頃は、空手、サッカー、野球、フロアホッケー、バスケットボール、ゴルフ、ヨガ、バイオリン、刺繍、あやとり、パッチワーク等の活動が不定期で開催されてました。1年が3ターム(日本学校の学期と思ってください)に分かれていて、1タームに1〜2個(だいたいスポーツ系と文化系がひとつずつ)の活動が用意されていたのだけれど、身体を動かすことが大好きな息子は、もちろんスポーツ系の活動をチョイス。この時期は毎週金曜日の放課後、サッカーをしていたっけ。こうなると、平日は宿題や習い事(これも音楽教室以外はスイミングと体操なので、どれだけ身体を動かすの?という感じ)に追われて、ゆっくり息子と過ごす時間が格段に減ってしまい、私としてはちょっぴり寂しいんだけど、そんな母の気持ちなんて全く理解しない我が子は、朝スクールに送って行っても、自転車を降りたら私のことなんて置いて走って教室に向かっていく。その年のSports Dayでも同じ。去年までは、競技の最中も親に手を振ったりしていた息子が、親の存在なんて一切無視して、競技に集中。だってそれまでのSports Dayで息子のチームが優勝したことないんだもん。夏に行ったオーストリアの公立小学校のSports Dayでも優勝できなかったし。あれっ?ここまで書いて気がついた!息子はインターのSports Dayでも、6年生の時に通った日本の公立小学校の運動会、中学・高校の体育祭でも、そういえば1回も優勝したことがない!マジかっ!だから、高校3年の体育祭の時は、応援団に入り、あれだけ苦手意識を持っていたダンスも応援合戦で披露してたのね。最後の体育祭だもんね、絶対優勝したかったんだね。母は今気がついたよ。当時は“体育のダンスの授業をあれだけ嫌がっていた息子が、動きがロボットみたいだけど、よくダンスしてるなぁ”って、ただただ驚いていたんだけど、応援合戦も点がつくから、優勝のためにできることは何でもしようと思ったのか・・・。

こう書くと高齢者の話みたいなんだけど、息子にとって身体を動かすこと(運動すること)は、メリハリのある生活を送るうえでとっても大切で、勉強は好きではないし、やりたくないんだけど、やんないといけないことはわかっている、そんな息子にとって身体を動かすことが、勉強への活力になっているというか、勉強で煮詰まった時の気分転換も運動なのよね。だから、高校1年の春休みにアメリカの大学数校を訪問し、先輩留学生に話を聞いた時も、必ず運動系のサークル活動について質問してた。スポーツ枠で入学してくる学生もいるので、ガチの運動部ではなく、また、ひとつのスポーツを続けるのではなく、シーズンスポーツをしているっていう回答が多かったかな。息子にとっての運動は、なくてはならない空気みたいなものなのかもしれない。大学に入っても身体を動かすことは何かしらするだろうと思っていたんだけど、まさか4ヶ月程しか通わない東大でサークルに入るとは思いもよらなかった。予め目をつけていたとあるサークルの体験に参加して、そのまま入部してしまって以降、そのスポーツの虜になってしまい、アメリカの大学でも続けている。朝日新聞のEduAではギャップタームを、「3月に高校を卒業して9月に入学するまでの半年ほどの間に、知的な冒険・挑戦やボランティア、国際交流体験など、さまざまな体験活動をしてもらおうというもの」と定義してたけど、う〜ん 息子のギャップタームは「さまざまな活動」ではあるけれど、「知的な冒険・挑戦、ボランティア、国際交流」からは程遠いような・・・。あっ!ひとり暮らしをする同級生の部屋に、週1の頻度で友人と一緒に泊まりに行き、皆がまだ寝ている中、息子ひとりで人数分の朝食を作っていたよ。これはボランティアにあたるかな?ギャップターム期間中に虜となったそのスポーツお陰で、渡米の際の息子の荷物は、普段着よりもユニフォームや練習着、アンダーパンツやグローブなどでいっぱい。ってか、普段から練習着を着て授業を受け、そのまま練習に行っているんだろうな。まったくオシャレではない。

そんな息子だからこそ、このコロナ禍での運動の制限はキツかったと思う。日本に帰ってきた時に参加していた東大や社会人の練習も頻度が減ったり、中止になったりしてたので・・・。時差と戦いながらオンラインの授業を受け、課題をするのも大変なのに、気分転換になる運動ができないなんて。遂には「お母さん 練習に付き合って」なんて言葉も息子の口から出たくらい(さすがにこれは私が大怪我をするだろう、と思いとどまりました)。そんなある日、息子が「アクアパッツァを作ったよ」と。なんと、気分転換に料理をするなんて・・・。しかもアクアパッツァとは、いきなりレベルが高すぎではないでしょうか?母はそんなお洒落な料理作ったことないですよ!

 

 

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