東大・海外大学(HYP)合格・「日本語も英語も」のためにやったこと

【Episode75】5歳11ヶ月 オーストラリアの小学校へ①

 
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2歳の息子をプリスクールに通わせることになった母。息子がセミリンガルにならないよう、「日本語も英語も」育てるために意識してやっていたこと、当時は意識してやっていなかったけれど、今になって“やって良かった”と実感していることを書いています。
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息子が通っていたインターの夏休みは約2ヶ月半。これは長い!インターに通っている間は、夏休み中の英語の維持にはマジで頭を抱えていた。前年の夏休みは、通っていたインターのサマープログラムに参加。それでも1ヶ月ほどのプログラムだったので、終わった後は家で英語の(絵)本を読んだり、DVDを視聴する時間を毎日作って、細々と英語環境を維持するくらいしかできなかった。たった2ヶ月半でも、やっぱり全然違うよ。サマープログラムが終わってしばらくは家でもポツポツ英語が出てたけれど、後半はもう日本語しか出てこなかったもの。日本語と英語のスイッチなんて何処へやら。“私が英語を流暢に話せたら良かったのに”とどんなに思ったことか・・・。もうこれ以上英語から離れたら、英語を思い出せないんじゃないの?と不安もピークに達した頃、夏休みが終わってインター生活が再開したので、ホッと胸を撫でおろしていると、おやおや?ひとりのクラスメイトの言動が、夏休み前とは比べ物にならないほどご立派になられてるではないか!その子のママからは「はーい お土産のTimTamね」ってもらったぞ???そうか!夏休み直前に「夏休みはオーストラリアの小学校に通わせるの」って言ってた!とやっと思い出した。たった2ヶ月半で人はこんなに変わっちゃうの?っていうくらい変わってた。息子と同じ8月生まれで、普段はおっとりしているんだけど、ガチンコの勝負になった途端、言葉よりも手や足が出ちゃうタイプ。日本人(両親も)なので、日本語はスムーズに出てくるけれど、英語はまだ頭の中のコップに溜まっている段階で、なかなかスムーズに出てこないから、パンチやキックで表現していた印象が強かった。それが、オーストラリアから帰ってくると、英語はペラペラになってるし、言葉で解決することができるようになったせいか、パンチやキックもしなくなっていた。周りから半テンポくらい遅れていた行動も、今や列の先頭に立ってクラスメイトを誘導しているではないか!わかったぞ!!以前は、先生から英語で出される指示をきちんと理解できていなかったから、周りから半テンポ遅れて行動してたのね。それどころか、以前は覚束なかった英語での双方向のコミュニケーションが完璧にできるようになっていた。先生に何か言われても「Yes」「No」くらいしか言えなかったのに、先生が普通のスピードで言ったことを1回で理解し、英語の文章でちゃんと返してたの。もう 私は目をまん丸くして、お口ポッカンで感動してしまった。夏休み直前に「オーストラリアの小学校に行ってくるね」と聞かされた時は、あまり気にも留めてなかったんだけど、ここまで変わった(いい意味で)彼の姿を目の当たりにしたら、とてもスルーなんてできない。お土産のTimTamを食べながら、ママにいろいろ聞いちゃった。それで夫に私の感動をそのまま伝えたら、なんだか夫も心動かされたみたい。ほどなく「なんかいろいろ調べたけど、オーストラリア良いね。日本人にもフレンドリーだし・・・」→「いやぁ オーストラリアの小学校って日本人を結構受け入れてるし、コーディネーターもいるよ」→「やっぱ良いよ。北半球のサマープログラムだと、日本人ばかりでネイティブはほとんどいないし、お遊び中心だけど、南半球のオーストラリアなら普通の授業を受けられるんだよな。日本のインターじゃなくて、オーストラリアの小学校でネイティブの授業についていけるか確認できるよね」と電話してくる度に、営業トークが炸裂。私は息子の同級生がオーストラリアで見違えるほど成長した感動を夫と共有したかっただけなのに、なんだか違う方向に話が進みそう。「いや いや 私海外にひとりで行ったこともないし。そもそも初めての海外旅行が新婚旅行なので、まだ数回しか海外に行ったことないんだよ。英語もできないし」って高い壁を作って電話を切ったんだけど、敵は壁に穴を空けてドアを作り、ノックしてやってきた。「俺も海外にひとりで行ったことのないお前と○○(息子の名前)をオーストラリアに行かせるのは不安だから、1ヶ月の滞在のうち前半の2週間は親子でホームステイ、後半の2週間は学校の目の前にあるコンドミニアムに滞在するプランがいいと思う」???。なんで???。私「行く」ってひと言も言ってないよ。夫はいっつもこんな感じ!2歳になったばかりの息子をプリスクールに行かせるときも、私の考えや気持ちをスルーして、見学の予約を入れてしまった前科もある。こうなると夫を説得するのは無理。受け入れるしかない。そうは言ってもインターが夏休み期間中の英語の維持は課題だし、息子の英語がネイティブの授業についていけるか私も確認してみたい。私が腹を括るしかないみたい。

夫が提案した、前半2週間の親子ホームステイは、英語が苦手な私にはなかなか高いハードルのように感じたけれど、後半2週間のコンドミニアム滞在に必要なこと(スーパーの場所や日用品の揃え方、オーストラリアでの基本的な生活の仕方など)をホストファミリーに教えてもらえるように、と考えてのことだった。うーむ でも英語でコミュニケーションできないから、ホストファミリーに尋ねることも、教えられたことを理解するのも大変なんだけど・・・。夫の言っていることは理解できるんだけど、気持ちの整理がつかない(これはホントよくある)まま、話が進み、不安な気持ちを抱えながらの荷造りとなってしまった。最後は、“まっ 行けばなんとかなるか”と、いつものポジティブシンキングで飛行機に乗り込んじゃった。

夫はこの時のことを振り返って「英語もろくに話せないのに、よくひとりで○○(息子の名前)を連れてオーストラリアに行ったなぁ」と内心驚いていたと話すんだけど、息子をプリスクールに行かせる話をどんどん進めておいて、登校初日に私がギャン泣きの息子を預けたら「お前よく置いてこれたな」って言いましたよね?我が家の夫婦喧嘩の発端はいつもこんな感じ。

そう そう、オーストラリアで見違えるほど成長した息子の同級生は、小学校入学のタイミングでインターから県内の英語イマージョン学校に移り、毎年ではないけれど、その後も夏休みはオーストラリアの小学校に通っていました。日本の中高一貫校に進学するものの、高校の途中で辞めてオーストラリアのHigh schoolに通い、そのままオーストラリアの大学に進学しましたよ。

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