【Episode55】4歳2ヶ月 息子 念のため?にスクールに通う

❶このEpisodeの3コマ目
母「なんのためにスクールに行きようと(行ってるの)?」
息子「念のため」
どなたでも良い、息子のこの言葉に返す言葉を教えて!私は言い返せなかった。幼稚園や学校って「念のため」に行くところ…だよね?
❷息子「僕 お父さんを超えたい」←9歳〜10歳頃しょっちゅう言っていた
母「ねぇ○○(むすこのなまえ) あなた最近よく“お父さん超えたい”って言ってるけど、お父さんより先に抜くのはお母さんやないと(お母さんじゃないの)?」
息子「うん!お母さんはもう抜いた!」
母「? いつ?」
息子「キンダー(Kindergarten)のとき」
いったい何をもってしてKindergartenのときに息子が私のことを抜いたのか分からない。怖くて息子にも聞いてないの。
❸息子4歳頃
母「○○(息子の名前) お母さんのお腹の中におる時(いる時) なんしよったと(何してたの)?」
息子「身体作りよった(作ってた)」
その場にいたママ友は「身体作りよった」を“トレーニングして身体を鍛えてた”と解釈。私は心臓、血管、腕とパズルでもしているかのように、息子が1から自分の身体を組み立てている様子を想像してしまった。日本語って難しいね。ママ友と議論している間に息子はお友達のところに行ってしまったので、ちゃんと聞けず仕舞いだったのよね。
子供の発想ってつくづく面白い。❶なんて多分、私の口癖。「念のため病院行こう」とか「念のため持って行こう」とか息子の前でよく口にしていたから、“僕もいつかこの言葉を使ってみたい”と思っていたのかな?「何のためスクールに行きようと?」という私の質問で息子の念願の夢が叶えられたということなのね。
息子の名(迷)言、また思い出したら書くかも…。
1コマ目のUN day(10月24日)は馴染みが薄いかな?1945年のこの日に、国際連合憲章が発効して国際連合が正式に発足したことにちなんで国際連合が定めた国際デーのひとつ。息子の通ったインターでは、生徒は出身国にちなんだ衣服を着て登校。ロビーには各国の国旗が飾られ、上級生は国連の日の教育活動の一環として、文化や食べ物についてプレゼンテーションをしていた。この年はちょっと肌寒い日で、甚平姿の息子は鳥肌が立っていたけれど、オーストラリア出身のクラスメイトはサーフボードand水着の短パンというサーファーの出で立ち。途中からプルプル震えてたよぉ…。カナダ出身の生徒は赤毛のアン、韓国出身の生徒はシマチョゴリ、インターなんだなぁ…、と毎年実感してたっけ。
七五三は息子が産まれた時にお宮参りをした神社に参拝。七五三の祈祷の際、神殿でベビーベッド発見。これはお宮参りの祈祷の時に息子を寝かせていたベッドではないかっ⁉︎今では夫と私の間の椅子にちょこんと座って、頭を下げて神妙にしている息子を見て、“よくここまで大きくなったなぁ”と嬉しさと安堵する気持ちでいっぱいになった。やっと九州のインターにも慣れてきて、私の心も落ち着いた頃だったなぁ。