東大・海外大学(HYP)合格・「日本語も英語も」のためにやったこと

【Episode51】4歳 九州のインターナショナルスクールへ

 
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2歳の息子をプリスクールに通わせることになった母。息子がセミリンガルにならないよう、「日本語も英語も」育てるために意識してやっていたこと、当時は意識してやっていなかったけれど、今になって“やって良かった”と実感していることを書いています。
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校長先生との面談には通訳の方も入っていただいた。けれど、校長先生と息子はサマースクールの話で盛り上がり、私は通訳の方と日本語で今後のスケジュールを確認しただけで終了。今回は夫もいないので、校長先生からの質問を予想し、答えを英語で考え、相当前から準備・緊張していたのに、すっかり拍子抜けしてしまった。

面接をしていただいた校長先生は数年前からこのインターにいらっしゃるということだった。奥様もスクールの図書室で働いていらっしゃった。夫婦揃ってホンワカな印象、生徒たちとコミュニケーションを取るのが楽しくて仕方がない…、という感じだった。

当然のことながらインターナショナルスクールには「留年」がある(このインターでは「飛び級」があったかどうかは分からない)。特にKindergartenからGrade1に変わるタイミングで「留年」を宣告されるケースが多く、8月生まれの息子を持つ私は戦々恐々だった。息子と同じ8月生まれのクラスメイト(男の子・日本人)の保護者がPre-KからKindergartenに進級するタイミングで、担任の先生より「留年」を勧められてしまい、必死で回避しようとしていたことも。日本人にとって「留年」はネガティブな印象だものね。担任の先生とは何度も面談を重ね、「家庭でもサポートするので進級させて欲しい」と訴えていたようだけど、絶対首を縦に振ってくれず、相当悩んでいた。そしてついに校長先生に直談判。両親揃って「息子をKindergartenに進級させて欲しい」と直訴された校長先生は、その熱意をはねつけることができなかったみたい。担任の先生に「責任は自分が持つので進級させましょう」と伝え、結局当該男児はKindergartenに進級することができた。めでたし めでたし、といかないのは、その後。Kindergartenに進級して、その男児が問題行動をとったり、授業で他の生徒と遅れが生じる度に、担任の先生が男児を校長室に連れて行った。そして校長先生が、問題行動の場合には男児を諭し、授業の遅れを解消すべくマンツーマンで指導をすることになってしまった。担任の先生からしたら「進級は難しいと言ったのに、校長が責任を取るからと強引に進級させたのだから当然でしょ」といったところなのかな。自分が責任を取ると言った手前、「No」と言うこともできない校長先生…。だけどね、この校長先生の素晴らしいところは本当に生徒ひとりひとりを大事にしていたこと。Kindergarten終了間近のある日、担任の先生に校長室に行くように言われた息子。身に覚えはないけれど、“怒られちゃう”とビビリながら息子が校長室に入ると、「君はこの1年間、優秀な生徒だったと思うかい?」と問いかけた。息子が「はい」と答えると、「私もそう思うよ。そんな君を誇りに思うよ」と満面の笑みを浮かべて息子と固い握手を交わし、校長先生愛用のスクールのロゴの入ったキャップをくれたのだそう。これには息子も相当嬉しそうにしていた。“褒めれれることで自信に繋がり、もう少し高い所まで頑張ってみようとする息子が1番喜ぶ方法をよくご存知で…”と私も嬉しかったな。問題行動をとったり、授業についていけない生徒のサポートを自ら買ってでるだけではなく、生徒ひとりひとりの普段の様子にまで気を配っていないとこんな対応はできないだろうなぁ。息子が Grade2までこのインターにいらっしゃったけれど、違う国のインターナショナルスクールに行ってしまった。お別れの時は生徒も保護者もスクールのスタッフも涙 涙。素敵な校長先生でした。

校長先生のエピソードに文字を割いてしまったので、簡単になってしまうけれど、息子が入ったのは3歳と4歳の合同クラスのPre-K。先生(ネイティブ)が2名、サポートの先生(日本人)も2名でした。

 

 

 

 

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