東大・海外大学(HYP)合格・「日本語も英語も」のためにやったこと

【Episode46】3歳9ヶ月 Sports day

 
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2歳の息子をプリスクールに通わせることになった母。息子がセミリンガルにならないよう、「日本語も英語も」育てるために意識してやっていたこと、当時は意識してやっていなかったけれど、今になって“やって良かった”と実感していることを書いています。
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1コマ目の大きなパンツはバトン代わり。トップバッターだというのにペアを組んだ女の子とゲラゲラ笑いながら走るのでスピードが全く伴わず、断トツのビリで次の走者にパンツを渡してしまう最悪の結末。何がそんなにふたりの心を鷲掴みにしたのだろう?ビッグパンツを見るや否やお腹を抱えて笑いだしたもんなぁ。独身時代に読んだ原田宗典さんのエッセイのなかで、彼の息子さん(おそらくこの頃の息子と同じ年頃)がウンチ(肛門?お尻?だったかも)に過剰な反応をする。調べたらまさにフロイトの心理性的発達理論で発表された子どもの5つの成長段階のひとつに「肛門期」なるものが存在して…、なんて話を思い出してしまった(うろ覚えなので詳細は分からないし、間違っていたらごめんなさい)。息子がビッグパンツを見て大笑いしていたのも、広い意味でこの肛門期を象徴する反応のひとつなのかもしれない。

これだけ笑っていたのに、ヒモを尻尾に見立てて取り合うゲームでは、スタートの合図とともにクラスメイトのCedricに奪われてギャン泣き。スタート前からCedricがニヤニヤしながら、息子に気づかれないように背後に立っていたのを母は認めていたけれど、息子はワクワクしながらスタートの合図を待っているだけ。Cedricは一瞬にして息子の尻尾を奪うと、次の獲物めがけて猛ダッシュ。多分息子は尻尾を挟んでいた短パンのウエスト部分に違和感を感じて(尻尾が下に落ちたと思ったみたい)、手を後ろに回して確認するもないので、一体何が起こったのか分からない。後ろを振り返ってもCedricはもういないし…。ただ尻尾がないので、もう競技には参加できず、一歩も踏み出すことなくその場に座らないといけないと分かって泣き出しちゃった。今でもスローモーションでプレイバックできるほど鮮明に覚えている。

Cedric 君の瞬殺プレイにはゴルゴ13も真っ青だよ!

マットをくっつけ合ってクラスメイトと保護者みんなでランチを食べる頃には、息子のジョンボリ顔もニコニコ笑顔に変わっていました。前年のプリスクールのSports dayではなかなか親の側から離れられなかった息子。君が安心して過ごせる場所が少しづつ増えていくのは、母にとって嬉しくもあり、寂しくもあり…。

 

 

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