【Episode27】2歳5ヶ月 インターナショナルスクール受験②

親がグループディスカッションをしている間、子供達は同じ部屋の一角で行動観察。よりによってほかの子が遊んでいた乗物のオモチャを息子が使いたくなってしまうなんて…。何度か「貸して」、「イヤだ」の応酬の後、諦めようとした息子に行動観察担当の先生が「遊びたいねぇ。貸してって言おう」とけしかけてしまった。おい おい、何故そんなことをするの?悪魔のような人だっ!それから「貸して」、「イヤだ」のやり取りが更に2回繰り返されると、とうとう貸さなかった子が「イヤだぁー」って泣いてしまった。行動観察していた先生も「終わったら貸して」とか誘導して上手く凌いでくれたらよかったのに、これじゃ息子を使ってオモチャを貸さなかった子の行動観察をしていたようなもの。
作戦通り、最初に主人が発言してからは適当に頷きながら、息子を気にかけていたので(もし息子が何かしでかしたら、目力で“やめなさい”って訴えようと思ってた)一部始終を見ていた私は後味悪くって…。
だってウチの子も使っているオモチャを「貸して」って言われたら絶対貸さなかったもん。それどころか「どうじょって言えないの(どうぞって言えないの)」と高らかに宣言してたんだから。ったく自分は貸さないけど、人には貸して欲しいんだよね。主人はテンパっていたせいか終了して私が報告するまで息子の身に起こった顛末を全く知らなかったそう。
すっかり事件の当事者になってしまった…。
合格は諦めて途方に暮れていた1ヶ月。だって第二希望のインターは無茶苦茶遠くて学費も高かったんだもん。歴史も長く、コネやホントの帰国子女でもない限り、日本人は合格できないと聞いてたし…。ずーっと😖こんな顔で過ごしてた。
良かったよぉ、合格して。