【Episode18】2歳2ヶ月 ハロウィン①

コスチュームを作成してくれたのは、当時同じマンションに住んでいた家族ぐるみで交流のあった方の妹さん。既に中学生の男の子を筆頭に3人のお子さんを育てていらっしゃった。
“江戸っ子”姉妹という表現がピッタリ。マシンガントークが炸裂すると田舎者の私は無口になるより他ない。
でもよく助けていただいた。
特にこの時期は息子をプリスクールに通わせ始めて間もない頃。
それまでは日中は息子と2人でまったり・ゆったりの時間が流れていたのに、プリスクールに通い出してからは忙しない毎日になってしまった。加えていつもピッタリくっついていた息子がいないことの寂しさが、日を追う毎に染み込んできて…。心が萎れていた。
そんな時、「あなたねぇ まさか20歳まで子育てする気でいるの?そんなの無理だからね。親の言うことを聞いてくれるのは今のうちだけ。子育ては小学校低学年くらいまで。小学校高学年になると生意気になるし、中学生なったら馬乗りになって喧嘩しながら、子供が道を逸れないようにしてるわよ」とケラケラ笑い飛ばしてくれた。
師匠!もうねぇ、ずっとそばにいて、私を励ましてちょうだい!
子育てなんてあっという間。それなのに立ち止まったり、グジグジしているのは勿体無い。“息子と一緒の時間を大切にし、全力で子育てやります!”と心の中で宣言してしまった私。
息子が中学・高校生の時はしょっちゅうこの言葉を思い出しては踏ん張ってたなぁ。幸せは途切れながらも続く。前向いて歩いていれば…。
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