東大・海外大学(HYP)合格・「日本語も英語も」のためにやったこと

【Episode156】高校生 Earlyの合格発表

 
この記事を書いている人 - WRITER -
2歳の息子をプリスクールに通わせることになった母。息子がセミリンガルにならないよう、「日本語も英語も」育てるために意識してやっていたこと、当時は意識してやっていなかったけれど、今になって“やって良かった”と実感していることを書いています。
詳しいプロフィールはこちら

お世話になった海外大学進学塾のルートHからは「併願をするなら、推薦で国内私立大学の合格をもらっておいた方が良い。その方が精神的に楽だから」とアドバイスがあったけど、息子は「どうしよっかな・・・」と言いつつ、推薦やAOは受けなかった。スコアメイク(SATTOEFL対策や試験)やエッセイの準備・作成、奨学金選考の手続きの時期と重なっていたので、推薦やAOにまで手が回らなかったということもある。私から見ると、体育祭や文化祭にガチで取り組まなければ、もう少し余裕があったんじゃないかな?と思わないでもないけれど、それまで、こういうことをガチで楽しむことで、勉強にもしっかり取り組む息子の姿を見てきたので、この時も息子のやりたいようにさせていた。勉強や海外大学の出願準備もそっちのけで行事等にかまけているのではないし、最後の高校生活でもあるということを踏まえて、本人が考えた上でやっているんだから、親が口を挟むのはナンセンスと思って。それに、海外大学も一般入試で受験した国内大学にも全落ちした場合、息子は推薦やAOで合格した大学に進学する気もなかったと思う。自分と同じくらいの成績をとっていた同級生がどこの大学(=東大)を受験するかを知っていて、息子なりのプライドもあったみたいだし・・・。校内の東大の指定校推薦の候補も辞退。理由は前述の通り。加えて、「『東大推薦というチャンスを逃さない』そんな学生が求められると海外大学のアドミッションオフィサーが言っていた」なんて話もあるようだけど、息子は「第一志望は海外大学だから、東大が第一志望の人が応募する指定校推薦の枠を自分が奪うのは嫌だ。そんなことしたら、チャンスを逃さなくても、友達を逃して(失って)しまう」と言っていた。私は“勿体ないなぁ”と思わないでもなかったけれど、息子の主張も理解できる。息子は海外大学・東大ともに総崩れなら、浪人して翌年、国内に絞って受験するつもりだったみたい。

Early Actionの出願が終わったのが10月末。ひと息つく間もなく今度は12月末が期限のRegularの出願準備。その間にEarly Actionで出願した大学のInterview(面接)も受けた。Earlyの出願が終わっても相変わらず忙しいし、プレッシャーのかかり具合も全く変わらなかったなぁ。Early Actionで出願した大学から学校に息子の成績等についての問い合わせが入ったと聞いたのは、Interview(面接)が終わってしばらく経った頃。実際に電話対応をした海外大学進学担当のネイティブの先生が息子にそのように教えてくれたそう。最初は、これがどういう意味か全くわからなかったけれど、海外大学進学担当の先生がわざわざ息子を呼び出して教えてくれたこと、「もう無茶苦茶褒めておいたからな」と先生がおっしゃったこと、海外大学出願経験も、生徒指導の経験もある先生が嬉しそうにしていたこと、などから察するに、良いことであるのは間違いなさそう。息子はどう解釈したかわからないけれど、超がつくほどポジティブシンキングな私は不合格ではないことを確信?合格、最低でもRegular Decision(一般申し込み)の生徒の願書と共に、再度審査されるDeferred(保留)”になるだろう・・・、と。少なくとも息子のエッセイは大学側の目に留まったということだと推測した。ルートHの先生からは、出願した息子のエッセイは「合格・不合格がハッキリわかれるだろう」と感想をいただいていたので、“なんで評価が割れるエッセイを書いたんだろう”とずーっとハラハラというかモヤモヤしてた。後で息子に聞いたんだけど「寄せたエッセイを書いて不合格になったら後悔するやろ?そもそも“こう書けば合格”なんてルートHでもわからんちゃんね。前日書き換えたセンテンスや単語を翌日には元に戻せと言われることも頻繁にあったし。自分が納得できる文章を書いたらそれでお終いにした」と宣ってた。もっと良いものを書こうと出願期限ギリギリまで推敲する塾生もいたけど、息子は、もうこれ以上はいくらやっても同じと思った段階で終了したそう。そんな息子のエッセイが目に留まったということは・・・、期待が出てきたぞ!

そしていよいよ12月中旬のEarlyの合格発表の日。時差の関係で発表は日本時間の朝7時。いつもはどんなに目覚ましがけたたましく鳴り響いても、私に叩き起こされても目が開かない息子が、この日は目覚ましの音だけで起きたよ。いつもと変わらない様子で朝食をとっているところに、土曜日で仕事が休みの夫も起きて2階から降りてきた。いつもの土曜日なら、いつまでも寝ているのに・・・。その日は、合格発表の日ってみんな知っていたけど、前日から誰もそのことに触れてなかった。もちろん、夫と私ふたりの会話にはのぼっていたけれど、息子には話せないでいたのよね。本人が1番気になってると思ったし、言うと余計なプレッシャーになるかな?と思って。ほら、反抗期でもあるし・・・。平然と装っていたけれど、息子がその話に触れないってことは、話したくないんだろうから、こちらから話す訳にもいかなよね。朝食が終わって、身だしなみを整え、学校に行く準備が整ったところで合格発表の時間直前。もうね、こっちは口から心臓が飛び出る思いだけど、夫も私も無言で他の作業をしているフリをしながら、横目で息子の様子を観察。するとポッケからスマホを取り出して、操作しだしたので、夫も私もいよいよ息子の一挙手一投足に注目。直後に、

息子「おっ!・・・・うん? 受かっとうとかいないな?これ・・・」

夫「なんて書いてあると?」

息子「勝手に動画が流れ始めて“Congratulation!”って出てきて・・、」

夫「画面に◯◯(これを言うと大学名がわかるので自主規制します)が出てきて、“Congratulation”? それ(去年の合格発表の動画に)出とった。おめでとう!」とピョンピョン。

夫は前年の合格者が合格の瞬間を動画にSNSにアップしているを事前に見ていたので、合格・不合格の判別をすぐにつけることができなかった息子に、自分が見ていた合格動画のジェスチャーをして、息子が見ていた動画と一致するのを確認。夫がテンションMAXでピョンピョンするのを見て、息子の顔も少し緩んだけれど、もう一度自身で動画を確認して、“合格”を確認、「おめでとう」and握手となりました。

その日は夫が車で学校に送って行ったんだけど、息子より夫の方が興奮していたので、なんだか不安を感じたみたいね。「お父さん、お父さんの任務は僕を無事に学校に送っていくことやけんね」と息子に言われたそう。

受験直前の微妙な時期だったので、息子は同級生にかなり気を遣っていて、“大事にならないように”と思い、学校に着くと担任の先生だけに報告した(ていうか、担任が待ち構えていた)けど、朝の職員会議で報告されてしまったので、先生が入れ替わり立ち替わり息子の教室までやってきて祝福。中学2年3年の時の担任の先生(2年連続で同じ先生)にいたっては、受け持ちのクラスの朝のホームルームで息子が合格したことを言ってしまったものだから、あっという間に同級生に広まってしまったそう。みんなに「おめでとう」と声をかけられるだけじゃなく、「縁起が良いから」とみんなに握手を求められたそう。息子の思惑通りにはならず、ちょとした騒動になってしまったけれど、同級生に祝福されて、やっと息子も合格を実感できたんじゃないかな?

まずはEarly Actionで合格したので、その後は精神的に楽になったと思う。Early Action Early Decisionと違って合格しても入学義務がないので、そのあとのRegularでも出願(大晦日に)しましたよ。

この記事を書いている人 - WRITER -
2歳の息子をプリスクールに通わせることになった母。息子がセミリンガルにならないよう、「日本語も英語も」育てるために意識してやっていたこと、当時は意識してやっていなかったけれど、今になって“やって良かった”と実感していることを書いています。
詳しいプロフィールはこちら

Copyright© バイリンガル子育て 実践と記録 , 2022 All Rights Reserved.