東大・海外大学(HYP)合格・「日本語も英語も」のためにやったこと

【Episode154】高校生 予備校(塾)問題

 
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2歳の息子をプリスクールに通わせることになった母。息子がセミリンガルにならないよう、「日本語も英語も」育てるために意識してやっていたこと、当時は意識してやっていなかったけれど、今になって“やって良かった”と実感していることを書いています。
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息子が小さい頃から我が家では先取り学習はしませんでしたが、1度だけ中学受験のあと、入学までに数学を先取りをしました。方程式の基礎的な練習問題は、中学受験の算数に比べてはるかに簡単な問題で、算数が得意な子は方程式を使わずにさっさと解いてしまいます。だけど、それでそのあと躓いたという例を知っていたので、その切り替えと、中学受験で身についた毎日の学習習慣を維持するためでした。中学受験が終わって、勉強漬けの日々からも、プレッシャーからもやっと解放された息子はちょっと抵抗しましたが、同学年の塾仲間の中には中学受験が終わってからも来るべき中学での勉強を先取りするために塾にそのまま通う子もいたので、“それよりはまだマシ”と思って、毎日少しずつ取り組んでました。

進学した息子は、中学では野球部、高校では文科系の部活に所属しました。部活をしていると、よく「予備校はどうしたの?」と聞かれますが、息子は考査や模試の成績が特に問題なかったので、塾や予備校には通いませんでした。代わりに、考査の直前だけ勉強するのはなく、「平日は毎日2時間の学習」をしていました。これが息子には合っていたようです。中学の野球部の練習の後も、高校の文科系の部活後も、部長になっても「毎日コツコツ」やっていました。土・日曜日は除外したのでメリハリもついていました。継続するうちに習慣になり、6年間で大きな差になったと思います。この積み重ねがあったからはこそ、高3の約半年、海外大の準備に没頭したのに成績が維持できたのだと思います。息子の中学・高校生の頃を振り返ると、部活をしっかりやって、進学でもちゃんと実績を残した生徒は、勉強に対する意識も高く、考査や模試の成績を生徒同士でいつもチェックし合っていました。また、クラスや部活の枠を超えて、部活と両立できる予備校の講習の情報や、良い問題集の情報などを共有していました。これは、通った学校にもよるかもしれませんが、そういう環境にいたのも良かったのかもしれません。

ただ、高校2年から文系を選択した息子に対し、数Ⅲはやっておくように言いました。これからはどんな職業でも、経済学とデータ解析・統計を理解することが求められ、数学が解っていることが必要なので、高校生が学ぶ数Ⅲは文系でもやっておくべき、という先輩社会人としての夫の考えからです。高校2年なって数Ⅲの授業を受けるために駿台に通いましたが、部活との調整が上手くいかず、後に名門会での個別指導に切り替えました。

また、息子は中2の時にTOEFL-ibtで107/120で、英検1級も既に合格していましたが、高校の模試の英語の成績は、決して飛び抜けた成績ではありませんでした。英語を英語のまま理解していますが、理解していることを日本語で表現するという技法的な訓練などをしていないので、どうしても得点が伸びなかったのだと思います。そこで、

・自らも帰国子女で国内大学を受験した経験がある

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・帰国子女に国内大英語対策を指導した経験がある

そんな先生を探し、後者に当てはまる先生が名門会にいらっしゃったので、学校の授業とは関係なく、高校1年生の時に国内大学入試の2次試験を意識した対策をするために通うことにしました。高校1年の冬から半年間、1〜2週間に1回、1回2時間指導して頂き、その後は順調に模試の英語の成績を取ることが出来ました。

今振り返ると、高校3年の時は学校の授業以外は海外大学出願対策にかかりきりになり、特に2学期は国内大学の対策をする余裕がほとんどありませんでした。英語は、時間的にも精神的にも比較的余裕のある高校2年までに国内大学入試対策を終わらせておいて本当に良かったと思っています。

海外大の準備で忙しかった高校3年の時は、学校の授業時間が国内大対策の中心でした。数学は、空き時間に問題を解き、英語は学校の友達からの質問に回答することで補っていましたが、古文・漢文はやや苦手だったので、名門会に週1回、2時間だけ通い、学習しました。海外大の課題提出が終わった後は、現代国語や世界史なども名門会で直前対策を短期間お願いしました。

国内・海外併願することで一浪も覚悟してましたが、結果として国内大も海外大合格できたのは、息子がよく頑張ったのだと思います。

ちなみに最近、息子に聞いたのですが、高校3年の夏休みは毎日のように予備校の自習室に通っていましたが、スポーツ店で高校野球の中継を見ていたとのことでした。どんなに併願で忙しいと言ってもこの程度の余裕はあるでしょうが、当時息子が内緒にしてくれていて良かったと思ってます。今聞いてもプチっとキレそう。

それと、息子の同級生で、部活に取り組みながら現役で理をはじめ東大に合格した生徒は、鉄〇会ではなく学校近くの予備校に通った子が多かったようです。

「チューターが高校の先輩で、東大生なので、学校の授業の内容、進度もよく解っている」と聞いて深く頷きました。

チューター「現国の先生は誰?」

生徒「〇〇先生」

チューター「〇〇先生なら授業中心で大丈夫だから、他の教科をやろう」

という感じで、学校の授業を前提にして、それをベースに予備校を利活用して補っていたそうです。なるほど、部活と両立して現役東大合格できるわけだ、ととても納得させられました。

子供が100人いれば100通りのやり方があるはず。予備校の評判や「皆が行っているから」という理由で決めるのではなく、また塾の説明会だけではなく、その学校の卒業生の話を聞いてみるのも良いと思います。

多くの進学校はベースになるしっかりとした授業をしているはずです。学校の授業をベースにして、予備校で補えば、部活との両立、学校内外の活動にも参加する時間はあると思います。親子で一緒に乗り切る短期戦の中学受験の時とは違って、中学・高校時代は大学入試向けての長期戦。「受け身」ではなく「自分がどうするか」です。大学受験までの長丁場に耐えられる方法を見つけ、自分の勉強スタイルを確立することがとても大切だと思います。そして、親は細かい干渉はせずに、先輩社会人としての視点から、子供の目線では見えていない、我が子に合った校外のセミナーや留学等のプログラムを提供するのが良いと思います。

 

 

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