東大・海外大学(HYP)合格・「日本語も英語も」のためにやったこと

【Episode150】中学・高校生 部活と勉強の両立

 
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2歳の息子をプリスクールに通わせることになった母。息子がセミリンガルにならないよう、「日本語も英語も」育てるために意識してやっていたこと、当時は意識してやっていなかったけれど、今になって“やって良かった”と実感していることを書いています。
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中学進学に伴い九州から首都圏に引越し、家族3人の生活が再び始まった。息子は新しい環境にもすぐに馴染み、進学した学校では入学前から決めていた野球部に迷うことなく入部。運動部に入部となると、放課後・週末の練習や試合で勉強の時間を捻出するのは大変。そこで、野球部入部にあたって家族で話し合って決めたのは、

①平日、練習後に帰宅しても毎日2時間学習すること

②定期考査では、一定の成績が取れなければ、取れるまで部活は休部(具体的には各教科と全教科の目標偏差値を決め、それ以上としました。当初は海外大学進学なんて意識してなかったけど、海外大出願にはGPAがとっても大切ってルートHのアドバイザーも学校の海外大学進学担当の先生も海外大学に進学した先輩もみんな仰ってた。これをやってたから息子は“いざ海外大学出願”ってなった時にGPAで慌てたり、諦めたりしなくて良かったのよね。保体や音楽とか手を抜きがちな教科も目標偏差値を決め、クリアできなければ部活は休部って決めてたから、息子のGPAはとっても良かったと思うよ!)

ということ。

これは、中学から寮生活をしていた夫の発案。寮では毎日3時間の義務自習が設けられていて、その時間になると一斉に机に向かって勉強していたそう。「自分だけサボろうと思っても、周りは勉強してて、誰も相手にしてくれないから、勉強するしかないんだよね」とよく言っていた。現在は、大部屋ではなく、部屋の形態は少人数に変わっていて、それが夫の通っていた学校の凋落の原因とまで言う人がいるけど(夫は「そもそも凋落なんかしてない。医学部合格ではまだまだトップレベルだ」とあくまでも強気)、同調圧力とか軍隊みたいと思う一方で、そういうやり方も「アリ」なんじゃないかな?と思った私。とにかく机に向かうことが大事だと思ったんだよね。あと、中高一貫校は高校受験がないので、一旦ダラけると元に戻すのが難しいと思い、日々の生活パターンを決めるのは良いとも思ったの。夫の寮では3時間の義務自習だったけど、息子の部活と通学時間を考慮し、部活後でも確保できる 2時間にした。土曜・日曜日は除外したのでメリハリもついていたかな。
中学受験の時って毎日勉強してたよね?中学受験の時のように何時間も猛勉強をする必要はないと思うけど、せっかく身についた毎日勉強する習慣を中学受験が終わったからってやめるのは勿体無い。私もそうだったけど、考察前の一週間やそこらで詰め込むのと、息子のように毎日コツコツ勉強するのとでは、勉強の基礎体力が全然違うなぁ、という印象。自分も中学・高校生の時に毎日コツコツ積み重ねておけば良かったと思っても後の祭り。その教訓は息子の子育てに活かすしかない。ただ、息子も反抗期なので、親が色々口出ししてもその通り動くワケがない。それもあって②も息子と約束したの。

夫婦で参戦した中学受験が終わると、「勉強のやり方は中学受験でわかったはず」と①②を息子と約束し、夫は息子の勉強の内容に立ち入らなくなりました。中学受験の時は、単身赴任先に問題集をコピーして持ち帰り、息子が出来なかった問題をSkypeで解説したり、マンションの集会室を借りてホワイトボードを使って解説したりしていたのに、あまりの変わりよう・・・。厳しいようだけど、実際に中学2年の時に成績が振るわず、次の考査で約束した成績を出すまで休部をしたこともあるのよね。このように、結果責任の約束をきっちり守る運用をしたのは、夫は自分が大学に一浪して入っているので浪人することに抵抗がなく、多少の回り道をしても、「今、自分は何をやるべきなのか」を考えて、「自分で勉強するようになること」が大切だと考えていたから。

夫の考えは頭では理解したつもりでも、私の方が子離れできなかった・・・。夫からは「寮に入ったと思え!」と言われたこともあるし、ついつい口を出しては息子に鬱陶しがられたことも数知れず。実際に「鉄緑会に行かなくて良いの?」と息子に聞いたこともある。すると「なんで行く必要があるの?」と返されてしまった。「やるべきことが解っていれば、あとは自分で勉強するだけ。どこで、どう勉強するかは関係ない」息子はそう言いたかったのだと思う。息子が自分で勉強するようになって、それ自体はとても良いことなんだけど、それは親からは状況が見えづらくなるということでもあるんだよね。考査の成績だけでは判らない部分もあるし、模試の成績もまぐれかも?と疑心暗鬼なっていたところに、同級生のママさん達から様々な情報が入ってきて、とりあえず皆と同じように鉄緑会に行かせることで「私が」安心したかったのだと思う。

一方、夫は中学・高校生という多感な時期の男子のことや、この時期に親がどう関わってけばいいのかも含めてがよくわかっていたんだと思う。だからこその①と②の約束。それなのに、私がいらんことをやって(言って)、息子の自立や自分で考えるという機会を邪魔することが多々あったと、今となっては反省することも・・・。

さて「平日は毎日2時間の学習」について、考査の直前だけ勉強するのはなく、勉強は「毎日コツコツ」が息子には合っていたみたい。中学の野球部の練習の後も、高校の文科系の部活後も、部長になっても「毎日コツコツ」やっていましたよ。高校生になってからは運動部から離れ、勉強時間を捻出する必要がなくなったことと模擬国連部の活動が海外大受験の準備と重複するところもあり、部活と勉強のバランスは本人に任せていました。継続するうちに習慣になり、6年間で大きな差になったんじゃないかな?高3の約半年、海外大学出願に向けての準備に没頭したのにも関わらず成績が維持できたのも、この積み重ねがあったからだと思うな。

親子で一緒に乗り切る短期戦の中学受験が終わって、中学・高校時代は大学入試に向けての長期戦。これまでの「受け身」ではなく「自分がどうするか」。親離れして、自分の勉強スタイルを確立することが重要だと思う。そして、親は細かい干渉はせずに、先輩社会人としての視点から、子供の目線では見えていない、我が子に合った校外のセミナーや留学等のプログラムを提供するのが良いと思いますよ。

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