東大・海外大学(HYP)合格・「日本語も英語も」のためにやったこと

【Episode143】10歳5ヶ月 英検1級に挑戦

 
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2歳の息子をプリスクールに通わせることになった母。息子がセミリンガルにならないよう、「日本語も英語も」育てるために意識してやっていたこと、当時は意識してやっていなかったけれど、今になって“やって良かった”と実感していることを書いています。
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前年の夏に英検2級、次の試験で準1級に合格した。準1級に合格する前に夫は「◯◯(息子の名前)の年齢で準1級に合格できればたいしたもの。1級はもう少し年が上がって、◯◯が必要だと思った時に取らせればいい」なんて言っていたのに、準1級に合格した途端、「1級も取っておきたいなぁ」なんて軽いノリで言ってきた。しかも、「とはいっても英検1級は今までのように対策しなかったら合格できないからなぁ。テキストとか揃えて一定期間ちゃんと勉強しないと取れないよ」と言ってきた。夫のこういう言い方は英検の1級を受けさせろということ。しかもその対応は私の仕事。いっつも自分は口で言うだけなんだから!息子に確認すると、1級に一発で合格した直後だったので、余裕の表情で「うん 受けておく」と即答。

お気楽な父子と違って、母は長期戦を覚悟。まずは2週間後に控えた1次試験対策。早速本屋さんに直行。英検1級の過去問・単熟語のテキストなど、目についたものをまとめて購入。テキストを家でパラパラとめくってみたら、知らない単語ばかりで、一気にへこんでしまった。こんなに難しいことを息子にさせるんだぁ。これはシンドイなぁというのが私の率直な印象。

冬休みに入って対策に取り組み始めた息子も「分からん単語ばかり」と言って、何の対策もせずに合格した準1級までとは違う感触にやっと気付いた様子。せっかく英語を「自然習得」していたのに、辞書で調べながらの「勉強」になってしまったよ。ただ、わからない単語の意味を辞書で調べながら問題を解くと、息子の回答はほとんど正解なのには驚いた。ということは、単語の意味が分かれば文法等は問題ないということ。でもなぁ、その単語が問題なんだよね。英検1級の英単語は息子が見たことも聞いたこともないものばかり。でも単語の横に記載されていた類語を確認するとしっかり意味が分かっていた。“Tedious”という単語の意味は分からないけれど、“Boring”と書かれた類語をみて、退屈なという意味であると理解できる。日本語でもそうだよね?小学生に狼狽って言ってもわかってもらえないけど、“慌てる・うろたえる”と言えばわかってもらえる、そんな感じだったの。

さらに1級の問題は一般常識+専門知識も必要なので、類語をチェックしても息子の年齢では理解が難しいものも少なくなかった。“Concession(譲歩)とか“Cunningly(狡猾に)とか、おそらく私が日本語で意味を聞かれても、なかなかうまく答えられそうもないものがいっぱい。挙句の果てには、殺戮行為性的虐待という意味の英単語まででてきたのでビックリ。そういう怖い単語は捨てちゃった。

過去問に関しては、分からなくて辞書で調べた単語にはチェックをつけさせ、答え合わせをする際に、私がチェックのついた単語の意味を息子にもう1回尋ねた。単熟語に関しては、息子がその日覚えた単熟語を夜にもう1回私と一緒に復習、基本はこの繰り返しだった。ただ、私には回答があるので何のことはないけれど、息子はホントに苦労していた。テキスト23回は見直しておきたい(見直せる)と思っていたけれど、そんなのとんでもない!初回の英検1級の1次試験までに、最後のページまで目を通すことなんてできなかったよぉ。

結局、3回目の受験で1次・2次と通過し、11歳(小6)で英検1級を取得できたんだけど、その時には既にインターを辞めて、日本の小学校に通ってたんだよね。1回目も2回目も送られてきた成績の詳細を見ると、合格まであと5点以内。私は“インターを辞めてしまったら、もう無理だ”と思ってたんだけど、夫は“年齢が上がって知識や語彙力が備わってきたから、絶対いける”って言って諦めず・・、だからインターを辞めても週1で近所の英会話スクールに通ってました。3月から中学受験を見据えて進学塾に通い始めたばかり。ちょっと出遅れたので、追いつくのに必死なのに、それに加えて英検対策をするのは大変。しかも、英検の試験だから塾の授業やクラス分けテストを休むと伝えると、あからさまに「授業やクラス分けテストより、英検の試験を優先するんですか?」ってストレートに言われるから、鈍感な私でも凹んじゃう。でも1番大変だったのはもちろん息子。確かに「英検1級を受ける」って本人も言ったけど、こんなに大変だとは思いもしなかった筈だもの。未だに息子からは「何で受けさせたの?」と文句を言われてるよ。

英検取得に関係なく、我が家では

・新聞を読む

TIME for Kidsやジュニアエラを定期購読

・低学年の頃から、日本語でも英語でも文章を読むときは必ず電子辞書を手元におき、分からない単語は日本語でも英語でも意味を確認させていた

ということをやっていたし、インターでは低学年のうちから、環境問題、人権等に関する授業や、世界中の国について調べ、自分の意見や考えを書いたり発表したりする機会がとても多かった。こういうことも良かったのかな?と思ってる。また英検のリスニングはいわゆるキレイな英語ではなかったみたい。いろんな国のアクセントがあって、息子は「聞き取りにくかった」と言ってきたので、NHKWorld newsを観せて様々なアクセントに慣れさせました。

ただ、インターの勉強や課題をしっかりやっていれば、それで十分なレベルになる。無理に年齢レベルを超えた級の試験を受けさせる必要はなかったと反省しています。詳しくはブログの『英検について(6で英検1級に合格した息子は、なぜ納得していないのか?)』https://no-caramel.com/blog/eiken/をご参照ください。

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