東大・海外大学(HYP)合格・「日本語も英語も」のためにやったこと

【Episode138】10歳 クラスメイトとの再会

 
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2歳の息子をプリスクールに通わせることになった母。息子がセミリンガルにならないよう、「日本語も英語も」育てるために意識してやっていたこと、当時は意識してやっていなかったけれど、今になって“やって良かった”と実感していることを書いています。
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Hiroはアメリカで生まれ、Kindergartenの時に帰国して息子と同じクラス(日本の学校だとHiroは学年がひとつ上)になったんだけど、小学校入学のタイミングで四国に引越し、四国の小学校に通っていた。ご両親の故郷が九州なので、夏休みに帰省した時に毎年会ってたの。中学進学のタイミングでHiroの家族が九州に戻ってきたその翌年には、息子の進学で私達が首都圏に引越しをしたので、子ども達が会っていたのは息子が中学2年まで。その後Hiroと息子は学年は違えど、東大に合格。息子が東大に通ったのは5ヶ月程だったこともあり、近況報告はLINEでやってたけど、わざわざ時間を作ってまで会うことはなかった。「大学生になって、目的もなく小学校・中学校の友達とつるんでるのはノスタルジック以外の何ものでもない」と夫は言ってたけど、次の目標・ステップに意識はいってるし、お互いの交友関係も趣味も違うので夫の言うこともなんとなくわかる。ただ、ママ同士は今でも交流が続いてます(これこそノスタルジーで)。

インター時代は息子にとって、Hiroは超えたくてもなかなか超えられない存在。彼の存在のデカさを息子が初めて思い知ったのは、Kindergartenの時のStudent councilの選挙 だったと思う(Episode70参照)。普段からHiroが聡明で皆の人気者だということを知っていた私は、Hiroが立候補したのにもかかわらず、息子もStudent councilに立候補したことを知って、う〜ん、Hiro君が挙手した後によく挙手できたなぁと息子の向こう見ずのポジティブさに絶句してしまった。案の定Hiroはダントツで票を集め、息子は次点。いや、でも、この時落選しておいて良かったのかもね。上には上がいるってことを知ると同時に、リーダーとは?“翌年Student councilの選挙に向けて何をすべきかを息子なりにしっかり考えて行動に移すとても良いきっかけになったから。

息子がStudent councilになれたのは、Hiroがインターを去ってからのこと。Student councilだけじゃない。勉強もスポーツも普段の言動も超えたくても超えられないそそり立つ壁として息子の前に君臨してたのがHiro。息子は8月生まれなので、クラスで1番のおチビちゃん、Hiroは日本の学校だとひと学年上の12月生まれだから、この時期の8ヶ月差はデカい。そんなこと以前に、息子が8ヶ月後にHiroのような言動ができたかというと甚だ疑問ではあったけど・・。

そんなHiroは息子の憧れでもあり、私にとっては、息子の1年後の目標としてたから、そのために何をするべきか具体的にイメージできたのよね。また、Hiroママは海外経験があって英語も堪能。アドバイスも的確で、彼女から経験済みのいろいろな情報を教えてもらいました。それと、なんといっても同じ学年ではないので、子ども同士の比較をしなくて済んだのは精神衛生上良かったかな?

この年再会したHiro5年生になり、塾通いを始めたそう。中学受験も検討しているとのこと。6月の全国統一小学生テストで、全国で67番だったと教えてもらって、とにかくビックリしたのを覚えてる。賢いなぁと思ってた私の理解のはるか上を行ってるぞ!塾に行き始めた理由というのがまたスゴイ。学校の算数の授業が簡単でつまらないんだと。先生の質問に手を挙げても、他の生徒の授業の理解度を知りたいからという理由で、なかなか発言させてもらえなかったらしい。今は塾の授業が楽しくて 楽しくて仕方がない様子。彼に算数のどんなところが好きなのか聞いてみたら、「難しい問題を苦労して解けたときの達成感がいい!」と嬉しそうに答えてくれた。そういえば、中学受験を見据えて6年生から通った進学塾のトップクラスで、ひたすら取り組んでいた灘中の算数の過去問や対策問題を前に唸りっぱなしの息子を見て、私はすごく不安になったんだけど、夫は「そもそもこのレベル問題を解く子は、解けない算数問題はなくて、何か見落としているところがあるんだ。それに気がつくことができるかどうか?で決まるんだ」と言ってたっけ。その言葉を聞いた私は気が遠くなってしまったけど、Hiroはまさにこの状態だったいうことなのね。息子よ、身近にとても良い先輩がいるじゃないか!よく見習っておくれ!同時に、英語だけでも習得させておいてよかった。こんな子に勝てないよとしみじみ実感。半ば強引に早期英語沼に嵌めた夫よ、Good job!!

今になって夫からは「Hiroが全国統一小学生テストで67番だということを知った時にこりゃ雲の上の存在だGive upするどころか、そんなHiroをよく目標にしたな」と褒められ?てる。息子が進学した中高一貫校で、帰国クラス英語の初めての保護者会があった時も、「ウチはシンガポール。お宅はどちら?」「ウチはね、アメリカなのよ」ってな具合で、何処に駐在していたかでひとしきり盛り上がるなか、何故そんな話で盛り上がるのか理解できないまま「◯◯さん(私の苗字)のところはどちら?」と話を振られ「日本」とキッパリ言い切った話を夫にした時も「マウント合戦で盛り上がるなか、海外経験のないことを引け目に感じることなく、堂々と日本ってよく言えたな」と大笑いされた。なるほど、マウント合戦だったのか!多分、私って良い意味でとても鈍感で単純なんだと思う。深く考えずに“Hiroって利発だな。どうしたらそんなふうに育つのかな?っていう子育てにはとても関心があったけど、それ以外のことはあんまり関心がなかったということもある。Hiroママもどちらかというと私と似たタイプの方で、遠方でなかなか会えなくても、子供達が大学生になっても、いまだに交流が続いているのは、そんなことも理由なのかもしれないな。

よく、我が家がやってきたことを「うちの子は無理」「たまたま上手くいっただけ」って一蹴される方がいるんだけど、誰も“コピーしたらできる”とは言ってないんだよね。子供は一人ひとり違うし、家庭環境も違うので、息子のケースをそのままやるべきと考えてないから、ブログやツイートには当時の息子の年齢や目的、結果を出来るだけ詳細に書くようにしています。私が子育てしていて、最も興味があって、考えるヒントを得ていたのは、まさにそこだから・・。そういう受け止め方をしていただけると有り難いな・・・。
息子が通ったインターの同級生のうち、息子を含めて3人が東大に合格したけど、子供だけではなくママ同士もウマが合ったような・・・。ただ、子どもたちが東大にたどり着く迄の道のりは異なっていて、Hiroは小学校1年から日本の学校→中高一貫校(九州)、もうひとりはずっとインター、息子は5年生までインター→中高一貫校(首都圏)。Hiroがインターを辞めた大きな理由はインターに通い続けることで「アイデンティティ・クライシス」を心配したから(しばらく海外にいたから余計気になったのかも?)。ただ、高学年になった息子を見て「アイデンティティ・クライシスを心配してインターを辞めたけど、◯◯(息子の名前)を見ていたら、日本のインターに通う限りにおいては、そんなこと心配しなくてよかったかもね。それよりKindergartenで辞めてしまうと、身に付いた英語力も落ちてしまって、中学以降で英語を始めた子と差があまりないんだもん。勿体なかったな」って言ってたっけ。

さて息子のお勉強は・・・。毎年夏休みはじっくり時間をかけて取り組む問題をさせていて、今年の夏休みからは理科と社会の学習も取り入れるようにした。4年生・5年生の勉強ともなると、覚えておきなさい読んでおきなさい調べておきなさいじゃダメなのね(うちの子だけかしら?)。子供がどこまで理解して、どこから理解していないかを把握し、理解できていないところをきちんと教えないと、次の問題にも躓いてしまう。しかも定着させるためには、何度も繰り返し学習することも大切。過去にやったことを復習・応用しながら、次の学習内容をきっちり理解させるなんてことを毎日続けるなんてかなり厳しい。 5年生になる来年の夏からは塾の夏季セミナーに入れないとなぁ」と夫は言っていたけれど、私もそう思うようになってきた。塾の力も必要だということを実感した夏でした。

そうそう、通った小学校で日本の白地図をもらったので挑戦したら、渡した途端に息子が頭を抱えて固まってしまった。わかった県名は福岡県・山口県・北海道・青森県・沖縄県の5県だけ。毎日天気予報で見ている九州・沖縄の8県すら頭に入っていないの?世界地図は頭にしっかり入っているけれど、日本地図がまったく頭に入っていないなんて・・・。1年ほど前に日本大図鑑という図鑑を購入し、見ているけれど、「う~ん きりたんぽ美味しそう」とか「札幌ラーメン食べてみたい」と、どうも食べ物のほうにしか興味がないから、この結果は当然といえば当然なんだけど、その日以来、今年の夏休みの課題に新たに日本地図の暗記を加えた。図鑑の日本地図と白地図を照らし合わせて県名を覚え、夕方私から県名を問う問題を5問だすようにしたけれど、これがなかなか覚えてくれない。特に岡山県は何度やってもダメ。キビ団子とか桃太郎などとリンクして覚えさせようとするのだけれど、翌日にはもうすでに忘れてしまっている。Hiroくんと比べて、息子の勉強は前途多難のようね。

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