東大・海外大学(HYP)合格・「日本語も英語も」のためにやったこと

【Episode132】9歳 Grade4の担任

 
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2歳の息子をプリスクールに通わせることになった母。息子がセミリンガルにならないよう、「日本語も英語も」育てるために意識してやっていたこと、当時は意識してやっていなかったけれど、今になって“やって良かった”と実感していることを書いています。
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とうとうインターの先生が主役になっちゃった・・・。こっから3年連続でユニークな?担任だったのよね。Grade5の時の担任はエレメンタリーのHeadを務めているというのに、Grade4の担任Mr. Rといっつもつるんでふざけている先生だったし、Grade6の時の担任は生徒の保護者に向かって「お前の子がバカだから、こっちが大変な思いをしているんだ」なんて暴言を吐く先生だったから。この年のMr. Rはユニークな先生初登場だったので、免疫のない私は驚かされることばかり。それまでに5年、このインターに通っていたけれど、私は少なくとも彼が2骨折したのを知っている。2回の骨折原因は全く同じ、花見をしている時に酔っ払ってはしゃぎ、丘から転げ落ちたんだって。子供でも何度も骨折なんてしないのに、大の大人が数年間のうちに2回も骨折するなんて聞いたことない!スクールの自転車置き場を息子とふたりで歩いていたら、Mr. RとGrade6の担任Mr.Fに「WA!」って突然驚かされ、よろけた拍子で近くにあった自転車にぶつかり、弾みで自転車を将棋倒しにしてしまったこともある。彼等のイタズラに巻き込まれた私は完全な被害者なのに、超がつく程お人好しなので、彼等と一緒に倒れた自転車を起こしたけどね。そんなこんなで私は彼が担任になると“いろんなことが起こるだろうなぁ”と心構えはできていた。息子もGrade3の頃から担任の先生に「来年のあなたたちの担任の先生はMr. Rだから覚悟しておきなさいよ(いい加減な先生だから、しっかりしなさいよ、という意味)」なんて頻繁に聞かされていた一方で、上級生からは宿題の多さや厳しさを吹聴されて、かなりビビっていたけれど、男性の先生は初めてだし楽しみにもしていた。

進級直後の保護者会の時に「お腹が空いていたら授業に集中できないので、生徒には授業中でも飲食を認めています」とキッパリ。「インターって動物園みたい」って言う人もいるみたいね。こういうこと指しているのかしら?お茶は飲んでも、授業中に何か食べる生徒は、さすがにこのインターにはいなかったけど、Mr. R自身が授業中にモグモグしてたのよ。ゆで卵に塩をかけてモグモグ。それで授業を続けるものだから、目の前の席の生徒に先生の口の中の物がピョンピョン飛んできて困っていたらしい。一番驚いたのは丸のままのニンジンをガリガリかじって食べていたこと。息子の報告を聞いて「ベビーキャロットでしょ?」と聞き返したら、「違う お母さんが料理に使っているサイズのニンジン」ですって。それでも信じられなかったので、「ニンジンをカットしてスティック状にして食べていたんじゃないの?」と確認したら、やっぱり答えは“Noだった。しかもマヨネーズなどの調味料も一切つけずに食べていたらしい。馬じゃないんだから・・・。これじゃ子供たちはMr. Rが授業中に何をどういう風に食べるのか気になって授業に集中できないよね。当然以前から、父兄や他の先生がMr. Rにクレームをつけたり注意をしたりしたけれど、言動に全く変化がないってことは全然反省していないってことのようで・・・。もうね、私は“Mr. Rはそうやって生徒の集中力を鍛えてくれているのだ!”と考えることにしましたよ。

息子が通ったインターでは、学期末は毎日がレクレーション大会のようになっていて、確か2学期の終わりだったかな?ボーリングに行くことになっていた前日、バス通学をしている息子はMr. Rにボーリング場に行くバスの時刻表を調べてくるように言われたの。それで、翌日の朝はいつもより早く家をでて、ボーリング場に行くバスが止まるバス停に寄って時刻表を書き写して登校した息子。それなのに、みんなの準備が早かったという理由で、バスではなく徒歩でボーリング場へ。先生は息子に頼めばちゃんとやってくれるはずと信頼しての依頼だと前向きに考えてたけど、息子の苦労は報われず・・・。息子もその頃にはMr. Rのこういう性格には随分慣れっこになっていて、ケロっとしてた。夫にこのことを話したら「俺はMr. Rが好きだなぁ。◯◯(息子の名前)も努力(苦労)しても報われないことがあるってことが分かってよかったんじゃないの。大人の男がどれだけいい加減なのかも(◯◯息子の名前)は身をもって知ったんじゃない?」なんて言いながら大笑いしていた。多分夫はMr. Rには自分と重なるところがたくさんあって共感してたと思う。あまりのアバウトっぷりにビックリさせられることも多いけれど、夫の性格で慣れっこになっているので、“まっ 良いか”と思ちゃう私もかなりにアバウト人間なのかも?息子もMr. Rのことは大好きだったし・・・。我が家は決してマイナスの評価ではなかったけど、Mr. Rに対する在校生の父兄の評価は両極端だったのは確か。担任の先生というより高校生か大学生のお兄ちゃんがいるっていう感じかなぁ。ただ、授業の一環で行った防災センターで消火器を使って火を消すシミュレーションに自分も挑戦して、一緒にトライしたMr. F(Grade5の担任)と消火器の水をかけあって、ずぶ濡れになって帰ってきたのはいただけませんね。日本の学校だったらクレーム殺到だぞ。

そういえば、夫の通った高校では当時、評判の良い先生の教科ほど、生徒の模試の成績が悪く、評判の悪い先生の教科は模試の成績が良いという傾向があったそう。“この先生、授業がつまんないし、当てにならないから自分でしっかり勉強しなきゃ”と生徒が思っていたからだと夫は分析していた。Mr. Rは意図的にやっているわけではないけれど、彼の究極のアバウトっぷりは、たまたま息子のクラスでは良い方に作用しているとことも多く、Mr. Rが担任だった1年間で子供たちは随分成長した印象を私は持っているんだけどな。この年、Mr. Rにネガティブな印象を持ってたパパさん・ママさんたちは2年後、Grade6の担任があまりにも酷かったので、「Mr. Rの方がまだまともだった」と言ってたっけ。

先日「優秀な先生の獲得競争で負けて、日本のインターには優秀な先生がいない」とか「インターは品質のバラつきが大きい」「純ジャパの親子が増えたことで基礎となる英語力が下がり、結果的に授業のレベルも低下」ってTwitterのTLで見かけた。普通、小学校で「学校の質」って気になるのかな?そんなに小学校の先生をリスペクトしてるの?びっくりしちゃった。私が息子をインターに通わせてる頃は「“インターの先生って、基本は超いい加減、まともな先生だったらラッキー!”だよね」ってみんなと話してた。私の周りには日本の小学校にもインターにも期待してない人が多かったのよね。インターではなく、日本の小学校に通わせてる方も、少なくとも学習面では日本の学校に期待してないからお子さんを塾に通わせるのでは?どうしてインターに対しては「学習面」や「優秀な先生」を求めるのかしら?ウチがインターに期待したのは英語だけ。小学校レベルの勉強はインターにも日本の小学校にも期待してなかった。学校は上手く利活用するものであって学校でやることを確認して家庭で補えば良いと思っていたので、学校選びもあまり拘らなかったのよね。インターの学習、特にアクティブラーニングには本当に良い意味で裏切られたけど・・・。

最近はインターと名のつくものが乱立しているから、ある程度は内容をみて検討しないといけないと思うけど、「品質?」や「名門?」「優秀?」はあまり気にならないかな。だってうちはインターに通わせなかったら、公立小学校に通わせる予定だったんだもん。それとも今はもうそんな時代じゃなくなってしまったのかな?

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