東大・海外大学(HYP)合格・「日本語も英語も」のためにやったこと

【Episode109】7歳3ヶ月 先生と母の評価が一致したカンファレンス

 
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2歳の息子をプリスクールに通わせることになった母。息子がセミリンガルにならないよう、「日本語も英語も」育てるために意識してやっていたこと、当時は意識してやっていなかったけれど、今になって“やって良かった”と実感していることを書いています。
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息子が通っていたインターでは、日本の小学校と同じように、term(学期)毎に成績表が配られていたんだけど、評価項目がとても多いし、先生のコメントもびっしり。これだけしっかり書いていただいた成績表なので、私も電子辞書を片手に丁寧に確認しましたよ。それだけじゃなく、成績表が配られた約1週間後にはカンファレンスがあったので、成績や学習に関する質疑応答だけではなく、学校での息子の様子をたっぷり教えていただきました。日本の学校しか知らない私にとって、このカンファレンスはとっても貴重な機会。例えば、成績表の「States ideas and thoughts clearly and with proper grammar」という項目の評価が低かったら、家庭でどんなフォローをしたら良いのか、という感じで、とにかく質問してたんだけど、ありがたいことに、先生はひとつひとつの質問に細かく丁寧なアドバイスをくれました。希望すれば通訳の方にも同席していただくことも可能でした。時間は20分くらいだったかな?普段から必要に応じて、或いは保護者が希望すれば、いつでも面談は可能だったけれど、term毎のカンファレンスは成績表を確認したうえで、どのように対応したら良いのかわからない点を質問し、具体的にアドバイスをもらえるので、無茶苦茶内容の濃い20分でした。

さて、この時の成績表はマズマズ。4段階評価の3.5なんていう微妙な成績が多かったけれど、先生は「○○(息子の名前)の成績は良いのです。だから各項目の総合評価がほとんど4なのです。ただ学年最初のtermで4をたくさんつけてしまうと、2学期・3学期の成績のつけようがなくなってしまうので、3.5にしました。」と笑っていた。そんな評価の仕方ってありなの?“ホントかなぁ?褒めすぎだぞ”と思ったものの、クラスではいちばんのおチビちゃん(8月生まれ)でノンネイティブの息子が、インターの授業についていけるだけでも御の字なのに、先生からこのような評価を受けるなんて・・・。なんといっても息子が頑張っているんだよね。私は、息子がひとりで取り組んだ課題に、横からチャチャを入れることが多かったもの。学習面は今のところ大きな心配がないことはわかったけれど、続く先生の言葉には、思わず吹いてしまった。「○○(息子の名前)に問題はほとんどないのですが、強いて言えば、特にキックベースとなると自分の主張を曲げなくて、セーフかアウトかでお友達と言い争ってしまうのです。」だって。

いや いや、先生それは私も感じてたのよっ!スクールであったことを息子から毎日聞かされている私も、休み時間にやっているキックベースに関する話を聞いていて、「あれ?」と思うことが多々あり、キックベースや野球などのゲームで生じたお友達との衝突は、いくら息子が「向こうが間違っとう」とか「僕の順番だったのに」と言っても、話半分どっちもどっちという気持ちで聞いていたんだけど、やっぱりそれで良かったんだ。この時期の息子は、みんなから“PROBLEM SOLVER”と言われて、学年をまたいであれこれと問題解決に当たっていて、人には「お互いに謝りなさい」といか「そんなこと言う子にはもう遊ばないって言いなさい」とか言っていたくせに、自分の勝負事になるとトラブルメーカーになってたんだから。私も先生も「徐々にわかってくるでしょう」という結論に達したけれど、“いつになることやら”と思いながら、今に至っているような・・・。

ちなみに息子が通ったインターではElementaryから、担任の先生や各授業に関するアンケート(“授業はわかりやすいですか?”とか“宿題の量は適切ですか?”等)を生徒にとって、その内容は保護者にも開示されてたの。息子が、その後通った日本の中高一貫校のネイティブの先生による英語の授業でも、毎年行われていたんだけど、これは良かったな。なんてたって反抗期真っ盛りの中高生頃の息子は、自分の都合の良いように解釈したり、親に話したりするんだもん。ここぞとばかりに擦り合わせをしてた。一緒に先生の話を聞いていた他の保護者も「あれ?うちの子が言ってたことと違う」てなことを言いながら、保護者同士でも擦り合わせ。先生・保護者で話しているうちに、子ども達が自分たちに都合の良いように話していたと判明したことも。ネイティブの先生による英語の授業では、テスト勉強に集中できるよう、基本的に考査前1週間は宿題を出さないことになっていたんだけど、ある先生が度々宿題をだしてくるので、生徒達は常々文句を言ってたし、保護者も保護者会の前はその話題で持ちきり。それで、いざ保護者会が始まって、先生がアンケート結果を保護者に配り、内容についてコメントしていく中で判明したことは・・・、生徒が期限内に課題を提出しなかった、ないしは提出したとしても、内容が充分ではなかったから、考査前にもかかわらず、宿題を出さざるを得なかったということ。なんだ 生徒がちゃんとやってなかったんじゃない。それを先生がルールを無視したように親に話すなんて!

こんなこと以外にも、息子の愚痴が思い違いだったことが判明したり、きちんと伝わってなかった先生の考えを私から伝えることもできたので、先生や授業に関するアンケート調査には、生徒•先生•保護者で作るより良い教育の仕組みのヒントがあると私は思っている。もちろん生徒は先生をリスペクトしているんだけど、生徒と先生がお互い評価しあうのは「対等な関係」でもあるということなんだろうなぁ。

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