東大・海外大学(HYP)合格・「日本語も英語も」のためにやったこと

【Episode102】6歳11ヶ月 今年もオーストラリアの小学校へ②

 
この記事を書いている人 - WRITER -
2歳の息子をプリスクールに通わせることになった母。息子がセミリンガルにならないよう、「日本語も英語も」育てるために意識してやっていたこと、当時は意識してやっていなかったけれど、今になって“やって良かった”と実感していることを書いています。
詳しいプロフィールはこちら

前年は、初めの2週間の親子でホームステイをしていた間に、後半の2週間を過ごすことになっていたコンドミニアムでの生活に必要なものをちょこちょこ買っていた。この年は、ホームステイはせず、コンドミニアム滞在だったので、日本からオーストラリアに到着早々、大量の生活必需品(特に食料)を買いにいくのが負担で、かなりの物資をエッチラホッチラ日本から運んだのよね。“あぁ 飲み慣れたコーヒー飲みたいなぁ”、“オーストラリアのスーパーで売ってるものは大容量なので、3週間の滞在中に使い切らないから、日本から持って行こう”、“そうそう 出汁の素を持っていくと便利かも”、“校庭やビーチで遊びまわって、毎日のように上から下まで茶色になって帰ってくるから、汚れ落ちの良い洗剤も”、“去年は寒くて風邪をひいてしまったから、暖かい飲み物を飲めるように、いつも使っている魔法瓶の水筒もね!”なんてポンポンとスーツケースに入れてしまったものだから、前年より短い滞在日数にもかかわらず、荷物が前年より大幅に増えてしまった。“持ち込みできないかも?”と思いつつマヨネーズまでスーツケースにポイ。オーストラリアに向かう飛行機の中で、持ち込み禁止ということがわかったので、“申告しようかな?”と思ったものの、元来の面倒くさがり気質がムクムクと優ってしまい、お口にチャックをしてしまった(ごめんなさい。大変反省してます)。でも、コレがマズかった。超がつくビビリの私は、機内で上映されていた税関案内で「こっそり持ち込んでも、必ずバレます」の音声とともに、ワンちゃんが持ち込み禁止の荷物が入っているスーツケースを嗅ぎ分けるシーンが繰り返し流れたので、ブリスベンが近づくにつれ、心臓がバクバク。ここで観念して申告すれば良いのに、英語が通じなくてトラブルになるのも嫌なので初志貫徹。到着したブリスベンの空港には、私よりお仕事が出来そうなワンちゃんが荷物をクンクン。もうねぇ、ここで観念したね、私は。たかが200円くらいのキューピーマヨネーズを持ち込もうとして見つかり、没収で済めば良いけど、最悪罰金かぁ・・・、って。すっかり挙動不審にもなってるし。ところがワンちゃんは私の荷物はスルー。あれだけ「こっそり持ち込んでも、必ずバレます」と自信満々で言ってたのに、意外とお鼻が効かないのね、なんて思いながら、ほっと胸を撫で下ろしたんだけど、このコメントを書いてて気になったので調べてみたら、オーストラリアはマヨネーズ持ち込みOKなんだって。な〜んだ、やっぱりお仕事がしっかりできるワンちゃんだったのね。ハラハラしながらも大量の物資を日本から運んできたというのに、コーヒーは私が滞在していた地域の水の硬度が高かったので、日本で飲むコーヒーとは違う代物になってしまうし、マヨネーズや粉末の出汁は結局使わずじまい。

必要なときに買えばいいものを買う、「必要(要る)かもしれない」と思って購入したり、最小限のストックで良いのに、大量のストックをするのは、私の悪い癖。昔は「こんなに要らないし、必要な時に買えば良いじゃない」と優しく微笑みながら言っていた夫も、“何度言ってもコイツは変わんない”と学習したみたいで、今では完全にスルー。私と夫のやり取りを長年見てきた息子の性格は夫の方に随分片寄っているし、極めて合理的なので、私と同じことはしないだろうと思っていたんだけど、以外なことに、息子も“超ストック人間”。スーパやコンビニで買い物をする度に、所属する運動部のサークル活動に持っていく飲料を購入して、リスのようにせっせとストック。しかも期間限定ものに弱いから、そっちも買っちゃって、本人が気が付かないうちに大量ストックなってしまっている。聞くと「ホラ 飲料って重いやん。だけん買える時に買っとこうと思って」だって。そうそう 母もそういう思いで買ってくるのよ!一緒にいる時間は夫より長かったのに、性格に関する共通点がほとんどないことにちょっぴり淋しい思いを持っていたので、息子とこんな共通点があったなんて、母は嬉しいよぉ。

オーストラリアの水道水は飲めるんだけど、硬水が苦手な息子と私はもっぱら軟水のミネラルウォーターを必要としたので、結局ほぼ毎日スーパーに行ってミネラルウォーターと食材を物色。前年同様、ローストチキンは息子も私も大好きだったので、かなりの頻度で食べてたんだけど、2年目のこの年は余裕も生まれ、かなりアグレッシブな料理もしたような・・・。お肉が安いし、息子の好きなハンバーグ、しかもデッカイのを作ろうとスーパーに行ったんだけど、なかなかパン粉を見つけることができなくて、店員さんに聞いたら、売り場まで案内してくれたうえに、手が届かない1番高い棚から一袋取ってくれたので、何も疑わずにレジでお買い上げ。いざミンチと一緒に捏ねようとしたら、何とコーンフレークを砕いたものだった。一瞬“あちゃー”と思ったけど、何となくパン粉っぽいし、“まぁ 良いか”と息子の静止も聞かずに使ってみた。息子は、出来上がったハンバーグを食べることをかなり躊躇してたので、私が先に食べてみると、すっごい美味しかった。コクが出た、という感じで。嫌がっていた息子も、ひと口食べてニッコリ。コレはねぇ、今でも「美味しかったね」とふたりで話してるくらい。まさか まさか オーストラリアでは、コーンフレークの砕いたものを、普通にパン粉として扱っているのかしら?それとも私の英語が店員さんにちゃんと伝わらなかったのかしら?これに味を占めた私は、以来時々アグレッシブな料理に挑戦するんだけど、このハンバーグ以上の高評価をいただいたことがないのよね。

 

 

 

 

 

 

 

 

この記事を書いている人 - WRITER -
2歳の息子をプリスクールに通わせることになった母。息子がセミリンガルにならないよう、「日本語も英語も」育てるために意識してやっていたこと、当時は意識してやっていなかったけれど、今になって“やって良かった”と実感していることを書いています。
詳しいプロフィールはこちら

Copyright© バイリンガル子育て 実践と記録 , 2023 All Rights Reserved.