東大・海外大学(HYP)合格・「日本語も英語も」のためにやったこと

早期英語は何歳から?

 
この記事を書いている人 - WRITER -
2歳の息子をプリスクールに通わせることになった母。息子がセミリンガルにならないよう、「日本語も英語も」育てるために意識してやっていたこと、当時は意識してやっていなかったけれど、今になって“やって良かった”と実感していることを書いています。
詳しいプロフィールはこちら

最初に結論を言うと、子供が日本語をちゃんと話すのを確認してからが良いと思います。3〜4歳からでも十分だと思いますが、早くても2歳位だと思います。

ここで目指す早期英語教育は、学校英語の先取り学習ではなく、ネイティブと同じように習得することを前提にしています。

【発語前から早期英語を始めるのをすすめない理由】

・アカデミックな研究では、出産前~1歳児の間は、言語の区別なく音や言葉を吸収する能力が高く、この時期にバイリンガル教育を始めることが優位であるという結果があるようです。

・しかし、私はこの時期の早期英語教育やバイリンガル教育を勧めません。

この時期に早期英語教育やバイリンガル教育をすると「発語」が少々遅れるというケースを耳にします。しかし、発語が遅れる原因は、早期英語教育だけでなく、身体的な問題、精神的な問題など様々で、早期に対応したほうが良いケースもあります。発語が遅れているのが、早期英語教育によるものなのか、それ以外の要因なのかが特定が出来ないために、早期英語教育を断念したり、必要な対応が遅れたりする恐れもあるからです。

普通に考えれば、1つの言語より2つの言語を覚える方がスピードが遅いのは想像できます。コップを1つ言語に見立てて、コップの数が習得する言語の数と考えてみてください。インプットされた音や言葉がコップに溜まっていって、コップから溢れることで初めて発語になると考えれば、コップの数が多ければ多い(習得する言語の数が増える)ほど、溜まるのに時間がかかりますよね。発語が遅くなるというのはそういう事だと思います。

しかし、実際に我が子の発語が遅れた時に、

・早期英語教育の影響だと決めつけるのが最も危険で、必要な対応が遅れるリスク。

・身体的な問題かどうかは検査で判るけど、精神的な問題か早期英語教育の影響かの判別は難しい。

・原因の特定ができなければ、早期英語教育を断念(中断)せざるを得ない。

断念せずにそのまま続けても、早期英語教育の影響で少々遅れていただけで何の問題もないかも知れません。でも、子供の一生に関わる不安を抱えながらやらなくても、早期英語教育は出来ます。発語前に始めるのがアカデミックには多少優位であっても、現実においては取るべき選択肢ではないと思います。母語のみの環境で問題が無いことが確認できてから始めるので十分で、それが良いと思います。

【2歳〜でも十分】

我が家が早期英語教育を始めたのは、息子が2歳の時です。2歳の誕生日の直後にプリスクールに通わせました。それまでは、英語の歌の掛け流しや英語絵本の読み聞かせなどは一切せず、完全に日本語のみの環境で育てていました。幸い息子は、少し「発語」が遅かったものの、順調におしゃべりができるようになっていて、2歳になった時は、2語文を話していました。

母語である日本語がきちんとできることを確認してから、インターに通い始めましたが、

・まだ、日本語と英語の区別がよくわかっていないので、抵抗が少ない

・子供同士は、言葉が通じなくても一緒に遊べる

という状況だったので、英語を嫌がることなく通い続け、英語を話すようになりました。今振り返ると、息子にとってはベストタイミングだったと思います。4歳前までは、言葉よりも表情や態度によるコミュニケーションの方が強いようなので、この頃に始めるとスムーズです。4歳になって、言葉でのコミュニケーションの比率が上がってから英語始めると「子どもを説得するというひと手間がかかる」ことがありますが、決して遅いということはありません。Grade1(満6歳) の頃に入ってきた同級生は、最初は英語が全く理解できなかったのに、1年後には放課後の英語の補習対象から外れて、英語も他の教科もグングン成績を上げていました。英語力は「小学校からの学習」でどんどん伸びるので、早期英語に取り組むなら、この6歳からの数年間にしっかりと英語を習得させたいものです。小学校レベルの授業や学習内容を理解できる英語力を身に付けるには1-2年の準備期間が必要ですが、それでも4歳からで十分です。

また、「早期英語をすると語彙数が少ない」と言う方がいますが、息子はそんなことは全くありませんでした。2歳半頃の息子は「In English, apple.  日本語はアップル、りんご」と言って遊んでいました。この時点で、物には複数の名前があると認識していました。また、まだ小さいので「満月」を“マンゲツ”と言うと、難しくて意味が解らなくても、“full moon”と言うと、知っている単語なので意味を理解しました。時に日本語、時に英語で意味を理解して、日本語・英語の語彙がどんどん増えていきました。

早期英語は、日本語50・英語50で合わせて100の語彙しか覚えられないと言われますが、言葉を覚え始めた頃にはそうであったとしても、親がきちんと対応すれば、すぐに日本語100・英語100になって2倍になると思います。

【まとめ】

最近、何でも「早ければ早いほど良い」とか、少ないより多い方がいい、などの話をよく耳にします。ものには適度があります。

早期英語は、科学的に「0歳から始めるのが良い」と聞きますが、不安やリスクを抱えてやらないほうが良いと強く言いたいのです。母語である日本語の習得が問題ないことを確認してから始めても、遅いことはなく「十分」です。

もちろん「0歳から始めて、日本語/英語の習得に何の問題もなかった」というケースもあると思いますが、それは結果論です。

この記事を書いている人 - WRITER -
2歳の息子をプリスクールに通わせることになった母。息子がセミリンガルにならないよう、「日本語も英語も」育てるために意識してやっていたこと、当時は意識してやっていなかったけれど、今になって“やって良かった”と実感していることを書いています。
詳しいプロフィールはこちら

Copyright© バイリンガル子育ていろいろ , 2022 All Rights Reserved.