東大・海外大学(HYP)合格・「日本語も英語も」のためにやったこと

父の視点④ 早期英語教育〜もう一つの目的〜

 
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2歳の息子をプリスクールに通わせることになった母。息子がセミリンガルにならないよう、「日本語も英語も」育てるために意識してやっていたこと、当時は意識してやっていなかったけれど、今になって“やって良かった”と実感していることを書いています。
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早期英語教育を続けたもう一つの目的は「大学受験対策」だった。小学生の内に大学受験に必要なレベルの英語力を身につけることも可能であり、中・高の学習時間を考えると、実は『究極の大学受験対策』なのだ。
私が高校生の時、英語が得意な同級生が先生よりも先に英検1級に合格したことを覚えている。英検1級は東大合格レベルを超えていた。子供をインターに通わせるようになって、英検の最年少合格者の実績を調べてみた。(最近は公表していないのか、探しても見つからない)すると、毎回のように小学生が英検1級に合格している。つまり小学生にして「東大合格レベル」の英語力を身に付けている子がいる、インターナショナル・スクールに通えばこれが実現可能かもしれないと思った。思い起こせば中高6年間で英語は最も時間を掛けた教科だった。英検1級に合格しても受験対策は必要だが、中高6年間に英語に掛ける時間が大幅に減れば、どれだけの時間を他教科や課外活動に割くことができるだろうか? 皆さんも想像がつくでしょう。

私は、大学入試の英語について、先ほど頓挫した外部試験を導入し、かつ、点数に算入しない「応募資格」にすべきだと思っている。英検準1級とかTOEIC:800点とかTOEFLiBT:70/120などだ。
外部試験導入は、採点クオリティ、機会の公平性などが理由となり、時期尚早と見送りになった。しかし、採点対象ではなく応募資格にすれば問題の多くが解決できる。国が予算対応すれば、自宅のパソコンで本人確認の上、何度でも受験可能な仕組みの開発も決して難しくないはずだ。
英文学や言語学等の専門を除けば、英語は単なる「言語」=ツールであり、学問の対象ではない。にもかかわらず、海外で数年間生活していたというレベルで高得点がとれたり、英語ができるだけで入学できるといってもいい大学や学部があったりする。英語ができるだけで他の科目の点数を補って余りある状況は決していいとは思えない。「応募資格」にすべきだ。
また、語学の専門を除けば、「文法、和訳・英訳中心の今の受験英語」が本当に重要なのか? 英語の論文を読む・書く必要がある学部でも、上記の外部試験の成績が一定レベルに達していれば、文法、和訳・英訳は教養課程で十分レベルアップできるのではないか?と思う。
さらに、英検やTOEIC、TOEFLなどの外部試験は一定のコミュニケーション力を求めており、これを応募資格にすると、中学・高校の教育英語も変わっていくだろう。実社会が求めているのは、基礎的な文法力とコミュニケーション力でTOEICが基準になる。今の受験英語の勉強の後にコミュニケーション力を身に付けるよりも、まずコミュニケーション力+基礎文法を身に付けてから難しい勉強をする方が効率的だと思う。大学入試準備で最も時間を要したのは、語彙力(含むイディオム)であって、これは単語帳で覚えるよりもコミュニケーション、読書、動画を通じて覚える方が早い。決して、英語に関して「レベルを下げよう」と言っているわけではない。今よりも幅広い技能を取り入れた外部試験を「応募資格」とするだけで、級や点の基準を下げるべきとは思っていない。
私自身はこのような意見をもっているものの、今回の入試制度改革の混乱を見ていると、しばらくは本質的な改革はなさそうなので、インターナショナル・スクールでの早期英語教育が『究極の大学受験対策』であり続けるだろう。中学受験準備が大変というだろうが、両立は十分可能だったし、目先受験よりも重要かもしれない。

(おまけ)インターナショナル・スクールに通うだけでは、息子はネイティブの英語レベルに達しないと考え、Amazon.comで取り寄せたアメリカの小学生向けのドリルを家でやらせていた。息子の英語のレベルチェックのために英検を受けさせた。準2級から順調に合格していった。1級だけは一発で合格できず、初めて過去問や単語などの準備をして、6年生になってから合格した。既に毎日見ていたNHKワールドニュースやCNNスチューデントニュースに加えて、公立小学校に通い始めてから受験までは、週1回シェーン英会話に通いネイティブにマンツーマンで指導してもらってレベルを維持した。

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