東大・海外大学(HYP)合格・「日本語も英語も」のためにやったこと

母語(日本語)の習得のために 〜「読み聞かせ&読書」と「おはようどうわ」の活用

 
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2歳の息子をプリスクールに通わせることになった母。息子がセミリンガルにならないよう、「日本語も英語も」育てるために意識してやっていたこと、当時は意識してやっていなかったけれど、今になって“やって良かった”と実感していることを書いています。
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〜1歳半頃(まだプリスクールやインターに行かせることは考えていませんでした)

🍀「冊数ではなく、反復読み聞かせの時期」🍀

・息子が言葉を発するようになった1歳半頃から開始。

・桃太郎・さるかに・3匹のこぶた・うらしまたろう・赤ずきん。この5冊が最初の読み聞かせ本で、これらを何度も何度も読みました。

・寝る時間になったら息子に「ふたつ持っておいで」と促し、息子に選ばせました。

・お布団にうつ伏せでゴロン。タイトルも文章も私が指でなぞりながら読むようにしていました。

・最終ページに歌が付いている物語は歌っていました。

⭐️「反復読み聞かせ」の理由⭐️

・反復することで物語を覚えてしまうと同時に文字も覚えていきます。

・この時期は反復しても飽きるということはありません。むしろ頭の中で色々な想像が膨らんでいきます。絵本の挿絵は子供の想像を促す良いきっかけにもなります。

・読み手も工夫は必要です。声のトーンを変えたり、アドリブも入れてみたり。息子の反応を見ながら楽しく。そうすることで、更に想像が広がると思います。

🐽狼が藁レンガのおうちを吹き飛ばすシーンでは、息子もフーッと息を吹きかけていました。最初は藁も木もレンガも同じ勢いでしたが、藁には軽く、レンガには顔を真っ赤にして強く息を吹きかけるようになりました。

🍑「おじいさんは大きな桃をどんなふうにして持って帰ったのかな?」と尋ねると息子は立ち上がって両手で何かを抱えるジェスチャーを交えながら「ヨイショ ヨイショって」

👹「鬼さん泣いてごめんなさいって言ってるよ。どうする?」には絵本の鬼を撫でながら「許してあげる」

2人とも楽しいからやっていただけです。当時は意識していませんでしたが、学校の国語の授業ではひとつの話を読むだけで終わることはなく、何時間も割いて読み込み、調べたり、考えたり、皆の感想や意見を聞くことも。多読ではなく精読。今考えると精読につながるような読書がこの時期からできていたと思います。

⭐️読み聞かせのポイント⭐️

・文字+最小限の挿絵+親の声(下手でもいい)+子供反応を見る+物語についてお話しタイム。

・息子がいつでも手にとって読めるような所に本を置いていました。

・家以外のスクールでは沢山の本もあり、色々な本を読むので、家では同じ本を反復して読むことにしました。

日本語の本も英語の本も、その後少しずつ増えましたが、キンダー(幼稚園)の頃まではせいぜい家の本棚には15冊〜20冊くらいしか置いていませんでした。

反復しての読み聞かせ少しずつ自分で読む力もついていきました。

⭐️この時期に意識したこと⭐️

読書を身近に感じて欲しかったので、絵本と動画の時間配分には気をつけていました。

✅絵本は自分のペースでいろんなことを想像し“考えながら”楽しめる
✅動画は一方的に流れてくる映像や効果音(音声)があるので、“考えなくても”楽しめる

からです。また動画は幼児期の脳には情報量が多すぎると考えていました。親にとっても子供にとっても楽な動画は極力控えました。当時はタブレットもなかったので、常に本を持っていました。また息子のおもりをゲームにさせないようにしました。外出時には必ず息子に「読みたい本を持っておいで」と声をかけ、本を持って外出しました。待ち時間や移動中に本を読み聞かせたり、息子が自分で読んだり。勿論最初の頃は親が付きっきりで読み聞かせることになるし、成長して息子が自分で読んでいても、読み方や意味が分からない言葉が出てくると度々質問されました。そんな時は私は絶対嫌がったり後回しすることなく答えました。私が分からないものは一緒に調べもしました。この時期は大変ですが、次第に自分ひとりでちゃんと読めるようになります。外出時にKindleや本を持ち歩き、空き時間に読む習慣は息子が高校生になっても続きました。(もちろん読書の習慣も)

〜キンダー後期(5歳の終わり頃)

🍀多読+精読🍀

⭐️多読について⭐️

・インターのScholastic Book Club(スカラスティック)を利用して英語の本を購入していましたが、それだけでは足りないので、2週間に1回は英語の本と日本語の本を10冊ずつ図書館から借りて読書をしていました。

3年生位までは分からない言葉等は親も一緒に調べ、次第に自分で調べる力がついていきました。

・基本的には好きな時間に好きなだけ好きなものを読んでいましたが、学年が上がってくると次第に読書の時間が削られてしまうので、下記の「おはようどうわ」が終わってから就寝までの時間は必ず読書タイム(30分くらい)を設けていました。

⭐️精読について⭐️

・この時期の精読に利用したものは「おはようどうわ」です。

「おはようどうわ」(東君平)の活用

文章を読んで理解し、内容や感想を人にちゃんと伝えられる様になって欲しくて

「おはようどうわ」を選びました。

昭和47年から毎日新聞で連載された物語が収録された本です。

☑️短い文章で子供が読み込むには丁度良い。

☑️字数が限られた新聞掲載なので「それ」や「あの」などの指示語が何を示すのか考えることができます。

まず読んでみてください

読んでわかる通り

☑️「作者が言いたいこと」が示されてない

☑️何を考えるかは読者にお任せ

☑️結果、自由な発想、感想が持てる

☑️受験国語のように「正しい」解説が付けられない

そして・・・、作者の押し付けの教訓や道徳がない。

これがとても良いと思ったのです

実際の使い方は・・・

❶ひとりで読む

❷あらすじと感想を母に伝える

❸母も読む

❹親子で話す

 ⚪︎息子の着眼点、発想や想像を大事にしました(感心することもある)

 ⚪︎よほどの読み間違えをしている時は、どこをどう読み取ってそういう考えに至ったかを確認。

そして、

大人が読んでもとても面白いので、私も自分なりの感想を息子に伝え、私の感想をどう思うか聞いていました。

答え合わせをしなくて良い文章読解なので、それぞれの意見を楽しむことができます。「答え探し」より「問い探し」にも通じると思います。

「想像する」「考える力」は読解力だけでなく全ての基本、「伝える力」は論理構成のトレーニングだと考えていました。

日本の小学校に通っていない中、理科・社会分野への導入にもなったシリーズです。

この「おはようどうわ」の活用は、小学1年生から5年生まで毎日続けました。

どうわ我が家はこの「おはようどうわ」がピッタリハマっていました。時には楽しみながら、時には親子でウンウン悩みながら言葉を探すのも今となっては良い経験だったと思います。

新聞の活用

私が読んでいる新聞に息子が興味を持ったのはG2(7歳)の頃。4コマ漫画やスポーツ・子供向け記事を読むことからスタートしました。学年が上がるにつれ、少しずつ読む範囲が広がっていきました。その際、子供新聞を読ませた方がいいのでは?と迷いましたが、当時通っていた塾の国語の先生から子供新聞は「ルビがなければもっと良いのに」というアドバイスを受け、それに納得したので、家庭で取っている新聞をそのまま読み続けました。

⚪︎興味のある記事だけ読むのではなく、その周辺の記事も読むようになるので、新聞は切り抜いたりせずに息子にそのまま渡してました。

⚪︎わからない漢字や言葉はその都度調べて、必要なら私からも説明しました。
TVニュースも見ていましたが、

👍新聞なら読み終えた後、その記事について親子で話をする時に読み返すことができる

👍論理的な文章を正確に読む練習になる。語彙も増え、知識の引き出しが増える→発信する際の大きな力にもなりました。

 

 

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