東大・海外大学(HYP)合格・「日本語も英語も」のためにやったこと

Q &A(お寄せいただいた質問と回答)

 
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2歳の息子をプリスクールに通わせることになった母。息子がセミリンガルにならないよう、「日本語も英語も」育てるために意識してやっていたこと、当時は意識してやっていなかったけれど、今になって“やって良かった”と実感していることを書いています。
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Q インターからボーディングスクールに進むことは考えましたか?

A 我が家では、「息子が社会人になる頃の日本はかなり厳しい経済・社会環境になっているかもしれない」、だから、日本以外で生活する選択肢も持った上で自分で選べるという状態が理想と思い、その選択肢を持つために幼児期にしておいた方が良いことは何かを考え、「インターナショナル・スクールに通わせる」ことを選択しました。 将来、日本で求められるのは、単に英語で意思疎通や仕事ができるだけでなく、進んで外国人のコミュニティーに入っていくことができるレベルのグローバル人材と考え、学力向上とともに早期のバイリンガル教育が良いと考えました。

しかし、あくまでも「バイリンガルで、海外の価値観にも共感できる日本人」に育って欲しいと思っていました。日本人としてのアイデンティティを持ち、日本語・日本社会で生活する選択肢も維持することです。英語を第一言語として、日系人として海外で生活するという選択をするなら、それは親ではなく、将来息子が考えることだと思っていました。

だから、親としては選択肢を多く残してやりたいと考えていたので、日本の学校生活をせずに海外ボーディングスクールやインターに中・高までずっと通わせ続けるという気はありませんでした。

 

Q 小6で英検1級はすごいですね。どんな対策をしましたか?他の級の合格はいつ頃で、どんな対策をしましたか?現在5歳でおうち英語をしていますが、英検は受験しておいたほうが良いと思いますか?

A 息子は2歳からインターナショナルスクールに通っていました。ネイティブと遜色なく出来ていて、先生の評価も高かったので気にしてなかったのですが、インターから国内の学校への転校も想定していたので、一度レベルをチェックしておきたいと思って、9歳(日本の4年生の始め)の時に初めて英検を受けてみました。2級、続けて準1級に合格しました。レベルチェックのつもりだったので、慣れるために直前に過去問を1回解いただけで、対策は何もしませんでした。

1級は、1回目の1次で不合格だったので、さすがに対策が必要と思い、vocabularyを中心にやりましたが、普段から新聞を読み、CNNスチューデントニュース(現CNN10)やワールドニュースを見ていたので時事問題はさほど困らなかったのですが、政治・経済の単語を息子に解るように解説する必要がありました。結果、6年生の時(11歳)に、日本の小学校に転校した直後の試験で合格しました。 インターから公立小学校に転校することを決めていたので、「1級は取っておこう」と対策をやりましたが、基本はレベルチェックだと思っています。

早期英語をやる意味は、私たちが中学校でやった時のように、単語、スペリング、文法、構文といった外国語としての「英語」を勉強ではなく、「聞き、真似る、話す、読む、そして書く」とネイティブが習得する過程と同じことをやって、身に付けることだと思います。英検を持っていても何の役にも立たないので、英検を目標にして、英語が「勉強」になってしまうのであれば、中学校以降でもいいのではないかと個人的には思っています。

 

Q 2歳からインターに通わせていたとのことですが、英語と日本語それぞれの言語が定着するまで、二ヵ国混ぜて話したりしませんでしたか?例えば日本語で会話している時に、ある単語が英語しか分からなくて英語が入ったりとか・・。

A 当初は友達や先生の話すことを聞いて、1語、2語で真似るだけでした。その頃はまさに「In English apple,日本語はりんご、アップル」といって遊んでいる頃です。徐々にフレーズになってきますが所詮は耳で聞いて真似ているだけでした。例えばOpen the window.も単語の区別はなく、フレーズとして意味が判っていただけだと思います。

4歳からのPre-Kくらいから自分で組み立てられるようになってきたと思いますが、その時には、インターでは英語、家では日本語と完全に分けるようにさせていました。それで、二か国語を混ぜて話すことはありませんでしたが、それでもたまに、日本語の単語が出てこずに、英単語を混ぜたり、英語を示して日本語では何というのかを聞いてきたので、日本語で言い換えたり、一緒に調べたりして覚え、日本語だけで話せるようになっていきました。

 

Q インターに行かせるのは経済的に難しく残念に思っております。もしインターに行かなかったらこうしていた等、おすすめの早期英語教育方法がもしございましたら伺いたいです。

A インターに通わせた私たちには難しい質問ですね。 でも実は何度か考えたことがあります。

まず、おうち英語はどうするか?実は有名なおうち英語の教材のサンプルを息子に見せたことがありますが、息子が興味を示さず購入には至りませんでした。両親が英語が苦手なのでおうち英語だけという選択はしないと思います。インターが難しいなら、保育園でもシッターでもいいし、毎日じゃなくても、何年も継続しなくてもいいので、何らかのリアルで生の英語に触れられる機会を必死で探します。そしてアニメ、絵本、twitterで紹介したLeap Frogなどで何とか一定の英語レベルを身に付けさせ、何か興味をもったものを徹底的に追求すると思います。その後は読書とインターネット上の米国の教材に取り組むと思います。

インターで英語力が伸びるのは単に英語を話すだけではなく、様々なことを英語で学ぶことが大きいと思います。また、小学生くらいになると「英語を学ぶ」のではなく、何かを「英語で学ぶ」のでないと英語を続けることが難しいように感じています。

 

Q 今はインターも色々ありますし、バイリンガル教育の選択肢もお子様の頃より増えているかと思います。今だったらこの学校、教育法など、ご興味お持ちのものがありましたらご教示頂けましたら幸いです。

A 当時と今がどのように違っているのかは正直あまり存じません。当時からあった小規模の英語を使う保育園がかなり増えたという印象ぐらいです。

私は、早期英語教育やバイリンガル教育が上手くいくのは、子供が英語を使って何かを実現したい=楽しいという欲求を持った場合だと思っています。インターだとそれは、好きな先生とお話したり、友達とコミュニケーションができるということだったり、好きな絵本やアニメかもしれません。子供が英語を「勉強」したいわけはなく、日本語でコミュニケーションできる人(例えば親)と英語で話すインセンティブはありません。

いろいろな理論やメソッドがあるかもしれませんが、それよりも大事なことはこの子供の欲求を上手く利用することだと思います。それができる環境であればインターでも、Kids保育園でもいいと思います。

 

Q お子さんを通わせるインターナショナルスクールやプリスクールはどのような基準で選ばれたのでしょうか?かなり高い英語力を幼少期ですでに身につけられていたようなので、ぜひスクール選びの参考にさせていただきたいです。

A 当時は、両親ともに日本人で英語が苦手でも受けてもらえるインター(プリスクール)で、経済的に継続可能な所というくらいです。ただ、ネイティブの先生と生徒が一定割合いることは意識しました。 いくつか有名なインターにも電話しましたが、とても受け入れてもらえそうもなく、あるいは学費・その他経費もかなり高くて難しいと思いました。

また、今でも考え方は変わりませんが、ネイティブなら普通に話すことができる英語を身に付けるために行くのであって、それ以上の日本語や他の勉強はインターには期待しない。だから、一定数のネイティブがいる環境ということだけ意識しました。

3歳の時に別のプリスクールに移りましたが、これは園庭が広く子供が思いっきり走って回れる環境があったからです。4歳の時に九州のインターに移りましたが、これは家庭の事情で、引越先に1校しかなかったインターに入りました。

 

Q 佐藤ママは小4〜小6中学受験をするのなら、英語はやめる。習い事も整理。進学塾に行き始める。最近は、小3からというのも多い。塾に行き始めたら、学校より塾を優先させると言って、公文→浜学園→鉄緑会→東大理Ⅲを進んだのですが、キャラメルさんは進学塾も6年生から、中学・高校も鉄緑会指定校なのに鉄緑会にはいかず、東大・IVYリーグ。ほとんど外注なし、中受のために英語やめることもしてませんが、不安はありませんでしたか?妻は佐藤ママの言う通りに小学校は日本の学校に行かせようとしています。

A 当時は佐藤ママの話を知りませんでしたが、知っていてもきっと変わらなかっただろうと思います。 佐藤ママの育て方は、親がかりでやる従来型の高学歴の獲得競争という事では極致であり最強だと思います。

しかし、その競争においても4年生から、あるいは3年生から、すべてを中受に集中しなければならないほどやることが、あるいはその必要があるのでしょうか?中受で志望校に合格することがそんなに重要なのでしょうか?その後の中高の6年あるいは大学の4年の方が重要な気がします。 更に、1万回も読み聞かせしなくても、早くから公文式に通って先取りしなくても、5・6年生から浜学園に通い始めても、灘中に合格できたのでは?とも思います。これらの知育の時期と量と、結果の因果関係は全く不明ですから。

我が家は、中受で最難関に合格することよりも、小学校のうちに英語を身に付ける方が価値が高いと考えていました。今回の質問箱の別の回答にも書きましたが、社会に出てからのことを考えるとこの時期に英語をやっておく価値は著しく高いし、仮に受験に限定しても大学受験でのアドバンテージは圧倒的で、中高での時間の使い方の自由度を考えても、中学受験よりもよほど重要です。それで当初は本格的な受験は高校受験と考えていました。(思いの外、成績が良かったので中受することになり6年生から本格的な進学塾に通いました。)

少し前に知りましたが、早稲田アカデミーのIBSなど大手進学塾も、本格的な中受準備前の英語教育に目をつけているようです。英語の習得方法まで見ていないので、我が家が20年近く前に考えて実践したことと同じかどうか判りませんが、受験という範疇に限っては同じ発想だと思います。 一般的に親は、全く本質的ではないのですが、子供が人と違うことをする、あるいは人と違うことをさせようとすると不安になります。実際、「鉄緑会にいかなくていいの?」と何度か息子に聞いたこともあります。だからといって親がいつまでも先回りしてやってやる訳にはいきません。常にバックアッププランを持ちつつ、子供の様子を注意深く見ていて、子どもが道から外れて自力で戻れそうにない時に修正する、それこそが親がやるべきことだと思います。その意味では、息子は学校の考査や校外模試できちんと成果を出していたし、夫もそれさえ見てればいいと言っていたので、大きな不安はありませんでした。それでも時々小言を言って介入し、親子喧嘩になったことはありますが・・・。

ご夫婦でよく話し合い、納得して進められると良いですね。

 

Q お子さんに英語だけではなく、他の言語(例えば中国語等)を身につけさせようとは思いませんでしたか?

A 世界の情報を受け取り、スムーズに双方向のコミュニケーションをするために必要な言語と考えていましたので英語だけで十分と考えました。他の言語も出来ることは良いことですが、母語と英語の両立だけでも大変なので、それよりも学習や様々な経験の方を優先しました。今は、大学で別の外国語を勉強しているそうです。

 

Q 東大とIVYリーグ両方合格の息子さんは、どちらに進学されましたか?IVYリーグの大学に進学したと思いますが、その場合東大には通われなかったのでしょうか?

A IVYの大学に進学しました(今はコロナで国内からリモートです)。 一旦、東大に入学し4月から夏休みまでは東大に通いました。今でもクラスやその時のサークルの友人とは連絡し合っているようです。

 

Q 佐藤ママは英語の教師、廣津留ママは英語の教室をやっていて、お子さんが優秀なのはある意味当然だと思いますが、キャラメルはいらないさんは、英語が苦手なのに、お子さんは東大・IVYリーグ合格は珍しいケースかと・・・。失礼なことを言っているかもしれませんが・・・。何か秘訣はあるんですか?

A 英語を自分で教えることは考えませんでした。苦労はするものの帰国子女は高い英語力を身に付けることが出来る。だけど時期を選べないし、日本語や日本の教育については逆に大変と理解していました。その良いとこ取りを考えたのが国内インター+国内中高です。更に英語の読書、日記、NHKワールドニュース、CNN10などや年長、1年生の夏休みのオーストラリア留学など、様々な方法について高いアンテナを持ち、深く考えて補っていきました。

 

Q 公文を検討されたことはありますか?

A 家庭での日本語や算数の学習には公文式や学研のドリルを使っていましたが、公文の教室へ通うことを検討したことは全くありません。公文だけではなく、幼児教室も低学年からの塾通いもさせようと思ったことはありません。 息子はインターに通っていたので、英語・日本語の両方を人に任せるという発想がありませんでした。英語は息子に教えてあげることができないので、せめて家庭での日本語と日本語での算数のサポートは私がやろうと気楽に考えていたのですが、ダブルリミティッドの問題を知ってからは、日本語は人任せではなく、「親が責任を持ってきめ細かくみるしかない」と思うようになりました。   実は息子が中学生の頃の公文の教室のアルバイトをしました。おしゃべり禁止、黙々と問題を解いて先生のところに持っていく、間違えてもアドバイスはしない…(教室によって違いがあるようです)。 私は息子に間違った時や間違った問題を解けた時は、どうしてそう考えたか必ず聞いていましたし、国語の問題も添削の際に息子とやり取りをしながら取り組んでいました。ひとつの問題にかなり時間をかけることもありました。 公文式の考え方があっての方法だと思いますし、公文の教室は小さい頃から学習習慣を身につける、計算問題を早く正確に解く訓練になるかもしれませんが、私が公文式のドリルを使って息子とコミュニケーションをとりながら取り組んでいたこと真逆のスタイルに驚きました。

 

Q 息子さんの近況や、将来進路をどう考えているか、可能な範囲でいいので教えてください。

A 新しいキャンパス生活を始めた息子でしたが、3月にコロナの状況を踏まえて、帰国+リモートになりました。リモートの授業はそれなりに体制が出来ているものの、解決できないのは時差。普段は昼夜が逆転したような生活をしています。昨年秋からの新1年生や希望者は大学に戻っており、週2回全学生・職員のPCR検査を行っていてクラスターも発生していないようです。大学に戻っても、寮からリモート授業に参加、食堂はテイクアウトで寮の部屋に持ち帰って一人で食事なので元の生活に戻るわけではないですが、東京もコロナの感染が拡大しており、再度の渡米も検討しています。 アメリカのUniversityは入学時点で学部選択がなく、様々な科目が選択可能です。大学受験時は文系でしたが、これまで経済、統計、必要な数学などを選択していて、今後は都市工学なども選択したいようです。語学は、日本語が出来るので必須ではないようですが、中国語を選択したそうです。 将来のことは時々話をします。親として質問されたことには応え、夫が現役のビジネスマンとして今後の見通しを話すことはありますが、基本は本人が考えて、決めること。まだまだいろいろと考えているようです。

 

Q 2度の親子留学を経験されていますが、①1度目と2度目の違いはありましたか?②3度目の親子留学計画はあったのでしょうか。

文章を拝見していてキャラメルはいらないさん自身も教養高い方と思うのですが差し支えない範囲でバックグラウンドを教えてください

A インターの同じクラスの子が、キンダーに上がる直前の夏休みに母子でオーストラリアに行って見違えるように成長して帰ってきたのを見て、我が家も母子でオーストラリアに行き、現地の公立小学校に通いました。(1度目はキンダーからG1、2度目はG1からG2、それぞれ直前の夏休み)この年齢くらいのノンネイティブの子供にとって夏休みで2か月以上も英語環境が中断されることに不安を感じていたことも理由のひとつです。

1年目と2年目の違いと言えば、行った時期が微妙にずれていたこともあり1年目はSportsdayなどのイベントがあり、2年目は全く通常の授業だったことです。1年目からすぐにクラスに溶け込んでいましたが、2年目は更に自然に溶け込み、クラスメイトに算数を教えたりしていました。

2度目の後G2の時、インターに通っていても、連絡すれば公立小学校にも行けることを知り、6月下旬からインターが夏休みになって、日本の1学期末の1ヶ月間(6月下旬~)、校区の公立小学校に通うことにしました。(結果、6年生で転校するまで毎年)

ずっとインターに通わせるつもりではなかったので、日本の小学校への転校を想定していました。高学年でのインターからの転校は、本人のモチベーション維持や「いじめ」対策など周到な準備が必要と感じてました。その点からの判断です。

もしそうでなかったら、母としては3度目のオーストラリアに是非行きたかったのですが、この頃になると息子の英語もどんどん伸びていたので、夏休み中のネイティブの家庭教師で十分と考えてそうしました。併せて費用の問題もありました。 私は、地方の公立中・高、そして関西の私大(文系)を卒業して、就職、結婚、その後は基本的に専業主婦です。特筆すべきスペックはありません。

 

Q お子さんが小さいとき、例えば数字見て「one」と言ったり「に」と言ったりと、日本語と英語を混ぜて覚えてることってありましたか?またその際どういう声かけをしていましたか?(現在子供がそういう状況で、どう声をかけたらいいのか迷っています)

A 息子が2歳になってインターに通い始めた頃から、夫が息子と一緒にお風呂に入った時に数を数えることを教えました。

指折りしながら1から10まで、そしてoneからtenまで。初めのうちは2人で一緒に数え、そのうちに息子ひとりでも数え始めましたが、日本語では全部言えても、英語では途中で詰まって、sevenのところでナナと言ったり。でも、繰り返すうちにきちんと言えるようになり、日本語・英語ともに1から10まで通しで覚えたので混じることはありませんでした。

インターに通い始めても家では日本語が通じるので、基本は日本語ですが、インターで覚えたての英単語を使うこともありました。特にその英単語を日本語に訂正することもなく、使うことを容認していましたが、家では親が日本語を話すので徐々に日本語になっていきました。

通しで覚えたのと、家では日本語、インターでは英語が明確に分かれていたからだと思いますが、息子が日本語と英語を混ぜて使うことはありませんでした。

我が家がやっていたのですが、まず子供と一緒に「日本語は いち に さん・・・」「In English one two three・・・」と日本語・英語それぞれで、1から10まで数えるようにして、お子さんが自分で数える時も「日本語は いち に さん・・・」「In English one two three・・・」と必ず両方数えさせてみて下さい。

 

Q 自宅でのテレビ、読書について日本語の物ばかり選びたがる、あるいは英語の物ばかり選びたがるということはありませんでしたか?どちらかの言語を嫌がる場合はどうしたら良いでしょうか?

A 息子は2歳からインターに通っていたので、インターでは英語、家では日本語と使い分けるとともに、絵本、アニメも海外のものは英語、日本のものは日本語でと分けていました。Winnie The Poohも英語のみでした。何度か息子が「日本語は?」と聞くこともありましたが、「Poohさんは英語しかないの」と言って、そういうものだと思い込ませていました。(一度間違って日本語で再生して、息子がびっくりしていたので、「壊れた!」と言って英語に設定しなおしました😅)

家庭とインターなど、2つの環境で日本語・英語が分かれていれば子供は理解しますし、息子も嫌がることはありませんでしたが、おうち英語ではなかなかそうはいかない難しさがあると思います。

お子さんは何歳でしょうか?言葉がよく解らなくても映像と効果音で楽しめる年齢なら「一緒に見よう」と言って見せることができると思いますが、もう少し大きくなると難しいですね。「毎日30分だけお母さんとEnglishのビデオ見ようね」と言って聞き入れてくれるのでしょうか?または、好きなキャラクターの英語ものがあればそれを反復して見せることでハードルを下げることができるでしょうか?

少し話はそれますが、英語が堪能な皇后雅子様は、毎日英語タイムを設けて愛子様と英語でコミュニケーションをされたと聞いたことがあります。 おうち英語の場合は、そうした工夫が必要かもしれませんね。

読書はもっとハードルが高いと思います。日本語を覚える過程と全く同じで、簡単な・子供が好きなものを読み聞かせして、徐々にストーリーと文字を覚えていってから、一人絵本→読書ですよね。息子も英語の本を最初から自分で読みだしたのは4〜5歳からですので、相当なレベルになってからだと思います。

 

Q 自宅でのドリルやプリント学習について教えてください。

・日本語と英語では同じくらいの量をさせていましたか?

・行っていた時間や量について、だいたいの年齢と共に教えていただきたいです。

・習慣化させるために何かくふうはしましたか?

・ドリルやプリントを嫌がることはありましたか?

・辞書はどんな物を購入しましたか?

A 放課後はスイミングや音楽教室・体操教室に通っていました。夕飯は午後6時からなので、インターの宿題を優先してやって、余った時間で英語は“Spectrum”という教材(ブログの教材のページ参照)、日本語は国語と算数のドリル・問題集に取り組んでいました。

特に英語と日本語の量や時間については気にしていません。平均すると、学年にかかわらず30分〜1時間くらいだと思います(インターの宿題は除く)。

食後はテレビを30分くらい見て、入浴→読書タイムで9時頃には就寝していました。 習慣化は意識していませんが、毎日のルーティンになっていました。また学習する時はいつも私がついていました。 嫌がることもありませんでした。

国語辞書は書店にあった小学生向けものを購入してきました。 英語は夫が学生の頃使っていたロングマンの英英辞典を使っていましたが、G4の頃から電子辞書を使うようになりました。

 

Q 子育てをする上で、キャラメルさんのご家庭で大切にしてきたことを教えてください。しつけや叱る時に気をつけていたことはありますか?生活のリズム(睡眠時間など)は整えていましたか?

A 「子育てする上で大切にしてきたこと」と言っても、特別なことはしてないと思います。 知育や子育てのノウハウなどについては、特にこだわりませんでした。夫は「ブーブー」「わんわん」などの「幼児ことば」は使わず、「くるま」「いぬ」と教えたいと実践していましたが、私はしていません。また「怒る=感情的」ではなく「叱る=冷静、意識的」は考えましたが、ちょくちょく怒っていました。細かいことはいろいろ違うところもありましたが、基本的には息子のことについては夫婦でよく話をしていました。

あとは、何度も書いていますが「ある年齢になれば誰でも出来るようになることを、ちょっと早く出来たって何にも良いことはない」、逆に「ちょっとくらい遅くても気にしない」というのはいつも夫婦で言っていました。

生活のリズムはかなり意識して、大人の時間帯に子供を合わせることはしませんでした。 兎に角、よく食べてよく遊ぶ。そしてしっかり寝る。小さい頃は8時過ぎには就寝、小学校以降は9時頃に就寝して、6時半から7時に起床。これは本格的な中学受験準備に入るまで続きました。

 

Q 高1の冬から半年間、帰国子女に国内大英語対策を指導した経験がある方に国内大学の入試英語対策をお願いしたと以前のツイートで見ました。通っていた高校で国内大学の入試英語対策はなかったのでしょうか?その辺りをもう少し詳しく知りたいです。

A 息子は中2の時にTOEFL108/120レベルに達し、既に英検1級も合格していました。それにも関わらず、模試の英語の成績は決して飛び抜けた成績ではありませんでした。英語を英語のまま理解し、理解していることを日本語で表現する場合などの技法的な訓練をしていないので、どうしても得点が伸びなかったのだと思います。

それで、学校の授業とは関係なく、高校1年生の時に大学入試の2次試験を意識した個別指導を受けました。1〜2週間に1回、1回2時間の指導を、高校1年の冬から半年間実施しました。良い先生に指導してもらえたので、その後は順調に点数を取ることが出来ました。

今振り返ると、高校3年は海外大学出願対策にかかりきりとなり、特に2学期は国内大学の対策をする余裕がほとんどありませんでした。時間的にも精神的にも比較的余裕のある高校2年までに国内大学入試対策を終わらせておいて本当に良かったと思っています。

 

Q 息子さんは6年生から進学塾へ通塾を始めたようですが、それまで中学受験対策はキャラメルさんがしていたのですか?キャラメルさん中学受験の経験がおありですか?あったとしても、当時とは内容等が変わっていると思うのですが、どのようにアップデートしたのでしょうか?

A 私は中学受験を経験していませんが、夫は本格的に進学塾に通ってどっぷりと浸かってやった経験があります。

6年生の1年間は、受験に特化した対策や訓練が必要かとは思いますが、その前までやるべき事は普遍的な基礎学力を身に付けることだと思います。それは受験経験がなくても、家庭で、市販の教材で、十分に対応可能でした。

ただ振り返ると、進学塾のクラス替えのタイミングなどもあり、流石に6年生からだとギリギリでした。5年生の夏くらいからのスタートだと少し余裕があったと思っています。

小学校の4年生まではインター+家庭学習だけで、4年生の時に理科の実験教室に通いました。家庭学習は、他の質問箱の返答に書きましたが、習い事とインターの宿題が優先でした。やっていたことは、学年通りに市販の問題集・ドリルで、その他は「おはようどうわ」【ブログ:母語(日本語)の習得のために 〜「読み聞かせ&読書」と「おはようどうわ」の活用】と毎日の就寝前の読書、週末の日記【ブログ:母語(日本語)の習得のために 〜絵日記でついた書く力~】です。

5年生からは、公立小学校へ転校のタイミングを考えていたので日本の授業に慣れさせる意味もあり、また、そろそろ私では算数が手に負えなくなってきたのもあって、実験教室に通っていた塾にお世話になりました。この塾は、予習・復習も宿題も子供が自分でコツコツやるのには丁度良い程度の量で、インターに通いながら無理のない範囲だったので定着も早かったです。この時期に身に付けた学習の仕方、習慣がその後の基盤になったと思っています。

5年生、6年生の時期に私が教えたのは、まず、勉強の仕方。プリントの整理(ファイリング)、復習・やり直しの仕方などです。間違えた問題は一旦消しゴムで消して、プリントをコピーしてやり直すなど、を徹底していました。

6年生になってからの受験対策は進学塾に任せるしかありませんが、サポートという点では、文系科目は私が担当し、理系科目は単身赴任中の夫の担当でした。

国語は答え合わせの時に問題文を読んで理解度を確認しながら、更に理解を深める。社会は、高校・大学入試の簡易版なのでコツコツと覚えて理解することの継続です。時々クイズ形式で質問し記憶を喚起させていました。

一方、算数は、夫が「方程式を使わないで解法を考えるから、論理と知能が発達する」と信じており、6年生になってから週末にSkypeで息子が解けなかった問題を教えてましたが、何度かマンションの集会所を借りて一日中ホワイトボードを使って教えることもありました。又、夫が中学受験の時にアマチュア無線が趣味の子がオームの法則を知っていて電流の問題をスラスラ解いていたのを覚えていたので、暗記させるか悩んでいたという記憶もあります。

受験の「傾向と対策」は塾に任せるものの、それまでの基礎学力の部分や受験サポートの内容は変わらないだろうなと感じました。

 

Q ブログの中学・高校時代の学校外活動を拝見しました。創造性の育成塾への選出、World Scholar’s Cupでの決勝大会進出、エッセイコンテストでの優秀賞など素晴らしい活躍ですね。やはり、こういった活動は海外大受験の際、役に立ちましたか?

A ご質問の「海外大受験の際、役に立ちましたか?」について、

①合否に関して有利に働いたか?という点では、はっきり言って判りません。以前はボランティアなどの活動歴が重要と言われていたようですが、今ではほぼ全員が何かしらそのような記録を記載しているので、権威ある大会の受賞歴などでなければプラスにならないとも言われています。「何も書くことがない」というマイナスにならなかったという意味では「役に立った」のかも知れないという程度です。 ②一方で、リーダーシップ研修や競技会、ボランティアでの国際交流などを通じて、海外大を目指すという志向が形成されていったと思います。間違いなくこれらの活動を通じて広がった視野、視点だと思います。多感な年頃であり、この時期に優秀な先輩方の話を伺ったり、海外に行って様々な人や文化と直に触れ合うことは、本当に子供の世界を広げることになったと思います。 当時は本当に国内外の様々な活動に参加していたと思います。リーダーシップ研修や競技会、国際交流、ボランティアなど英語が話せることで活動域が広がりました。

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