東大・海外大学(HYP)合格・「日本語も英語も」のためにやったこと

夏休み、オーストラリアの小学校へ

 
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2歳の息子をプリスクールに通わせることになった母。息子がセミリンガルにならないよう、「日本語も英語も」育てるために意識してやっていたこと、当時は意識してやっていなかったけれど、今になって“やって良かった”と実感していることを書いています。
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1️⃣オーストラリアの小学校に行こうと思った経緯

息子が6歳直前と7歳直前の夏休み(日本でいうと年長と1年生)に母子でオーストラリアへ。ゴールドコーストの公立小学校に息子は通いました。そのきっかけは、前年の夏休みに息子の同級生(純ジャパ)がオーストラリアの学校に通ったという話を聞いたことでした。その同級生は息子と同じ月生まれで、Pre –KからKindergartenに進級する際にスクール側から留年を打診されけど、ご両親がそこをなんとか、とお願いして留年は免れていました。それで、ご両親は長期の夏休みは英語を維持することが難しいと思って「オーストラリアに母子で行ってくる」と聞いていました。新学期が始まって再会すると、見違えるほどの成長に驚いてしまいました。課題の英語力の克服もさることながら、先生に促されて人の後ろからついて行くような生徒だったのに、むしろ先頭に立って行動するようになっていました。気になる、これはとっても気になる。たった2ヶ月でこんなに変わるなんて、「ウチも行ってみたい!」自分の英語力も省みることなくそう思い、すぐに夫に相談したところ、色々とネットで調べてくれました。

場所はオーストラリアのゴールドコースト。日本人の観光客が多いので日本人に対してフレンドリー(日本語の授業がある学校もある)

学校は公立小学校。日本人の短期の受け入れも行なっています

我が家が1番魅力に感じたところは、サマープログラムではなく、公立小学校の通常の授業を在校生と一緒に受けられることでした。サマープログラムは、どうしてもお遊びの要素が強い、日本人も多い、という印象でした。オーストラリアは南半球なので日本の夏休みは冬。公立小学校で在校生と一緒に授業を受けることで息子の英語のレベルチェックもできる。夫もこれならとOKしてくれ、母子でオーストラリアへ向かいました。

 

2️⃣現地での生活

1年目は約1ヶ月の滞在。最初の2週間は息子の通う小学校から徒歩20分くらいのお宅にホームステイ、後半の2週間は小学校の目の前のコンドミニアムに滞在しました。2年目は3週間すべて同じコンドミニアムに滞在。夫からホームステイと聞いた時は「どうして?ちょっと面倒だなぁ」と思ったけれど、これは夫の最大の思いやりでした。だって私は英語がほとんど通じないし、海外も夫と一緒に旅行で訪れただけで、生活したこともありません。2週間のホームステイ中にホストファミリーの方に現地での生活のイロハを教えてもらえるように考えてくれたのでした。これは本当に助かりました。最初の2週間でスーパーの場所やバスの利用方法、電化製品の使用方法など、とにかくいろいろ教えてもらいました。特に食事の際に息子や私がイケると思ったものは、必ず購入先や調理方法を聞いて、コンドミニアムでの食生活に役立てることができました。まさに夫のキラーパスでした。

オーストラリアでのホームステイ先やコンドミニアムの手配、学校の手続き関連は、2年続けて同じ日本人のコーディネーターにお世話になりました。ホームステイ先とコンドミニアムに初めて行く時は同行してくれて、滞在中も訪問や連絡をいただき、困ったことがないかマメに尋ねてくれました。もちろん息子の登校初日も同行して、事務手続きや制服(ポロシャツ)の購入も手伝ってくれました。息子は8月生まれということもあって、年齢通りのクラスに入るか、ひとつ下のクラスに入るか聞かれましたが、年齢通りの学年を希望しました。

事務手続き等を終えてクラスルームに向かうと先生が出迎えてくださいました。コーディネーターが通訳に入って、Pick upの時間や方法、宗教の授業の選択の有無を確認すると、息子だけが先生と一緒にクラスルームの中に入っていきました。コーディネーターに促され廊下を歩きながらクラスルームを覗いてみると、先生が息子を生徒達に紹介していました。私とコーディネーターはスクールを後にしましたが、先生と一緒にクラスルームに入って行く息子はたいそう緊張した面持ちだったので、私はかなり心配していました。ところが下校の時間に迎えに行くと、大勢のクラスメイトとニコニコ話をしながら階段を降りてくる息子を発見。「みんな僕にいっぱい話しかけてくれて楽しかった」という息子の言葉に安堵。以降帰国するまで日々楽しい学校生活を送っていました。

息子の学年は2クラス。1クラス約20人。翌年も同じ学校に通ったので、その時は、どちらのクラスにも前年通った際のクラスメイトが息子のことを覚えていてくれ、そのことを息子はとても喜んでいました

息子が1番喜んだのは、休み時間にひろーい校庭でタッチラグビーをして遊ぶこと(上級生も時々タッチラグビーを一緒にしてくれたらしい)

1年目は、Sports Dayや海岸を長距離歩いてDonationをする学校行事などがありました。Highschoolまである学校なので人数も多く、これほど大人数の中で学校生活を送ることも、Sports Dayを体験することもそれまでなかった息子。人数の多さに面食らってしまうかと思いましたが、息子はむしろたくさんの生徒がいることをとても喜んでいました

日本の和太鼓奏者のグループが息子の通うスクールでパフォーマンスをし、クラスで息子は太鼓の説明を皆にしたこともありました

2年目は算数の授業の際にはクラスメイトに計算の仕方を教えることもありました

学校の図書室の本も在校生と同じように貸出をさせてもらいました

ゴールドコーストは1月下旬が新学年のスタートでした。1年目は冬休み明けの新学期初日から参加しました。

1年目は風邪をひいて1日学校を休んで病院を受診するというハプニングも。診察中に医師から「オーストラリアの学校は楽しいかい?」と聞かれると「はい」と答えて以降、延々と学校生活の楽しさを説明していました。

オーストラリアでの学校生活は息子にとっては本当に楽しいものだったと思います。

私も息子のそんな様子を側で見ていて嬉しく思いました。また日本のインターに通わせているものの、息子の英語のレベルに関してはチェックする力を持ち合わせていなかったので、オーストラリアの公立小学校で息子が英語でクラスメイトとやりとりをする様子や授業も理解し、宿題も親の手を借りずに取り組む姿を見て、とても安心しました。

 

3️⃣オーストラリアの公立小学校に通うという経験をして

息子は2歳からインターに通い、ネイティブ並みに英語を話すことができていたけれども、オーストラリアでの現地校留学は、英語力でも、また子供の成長という意味でも大きな意義があったと振り返ります。

実際、息子は現地で英語では全く困りませんでした。バスに乗るでも、買い物をするでも、私が困った時には息子が通訳をしてくれました。ホームステイ先でもホストファミリーと一緒にテレビでクイズ番組を楽しんでいました。

一方で、学校も学校以外も、テレビも街中もすべて英語という環境は初めてであり、インターとは異なる本当の意味の留学という経験をしたと思っています。

学校では、同級生も上級生も一緒になって遊び、勿論英語でコミュニケーションをとる。インターでは一部に英語力が追い付いていない子もいて、何らかの配慮をしたりしますが、当然こちらは全員ネイティブなので、そんな配慮はありません。

また、日本に興味がある人が多いので、いろいろと聞かれてそれにしっかりと答えていました。日本では経験しなかったことでした。またクラスメイトに算数を教える経験も初めてだったようです。

この経験を通じて、息子の英語は確実にその広がりと深みが増したと思います。また、成長の観点からは、日本の少人数のインターとは違う多人数の中でもしっかりと生活できたことが自信にもつながったと思います。

母子での渡航・滞在・現地校登校は、当然それなりの費用が掛かります。当時の記録を見ると、概算で

交通費  200,000円    授業料  100,000

宿泊費  200,000円    手数料   70,000

その他(食費、電話代、旅行保険など)・・・当時はメールを見るだけでもローミングが「超」高かった。

かなりの金額です(当時は1AU$≒95円でしたが今は75円水準ですね)。

でも、それだけの価値はあります。翌年から、息子は国内の公立小学校へ転校することを想定して、毎年夏休み前に公立小に通うことにしましたが、もしそうでなければ、きっと毎年オーストラリアに行っていたと思います。(留学のきっかけとなった同級生はその後もオーストラリアに何度も行き、結果オーストラリアの学校に進学しました)

早期英語教育の方法には、インターやおうち英語など様々な方法がありますが、少し上達して、一定レベルになれば留学がもっとも効果的だと思います。

子供の英語力にあわせて下の学年に入ることもできます。これから伸ばす年齢でも、維持したい状況でも本当にいい方法だと思います。

そして、観光地としても素晴らしいので是非お勧めです。

オーストラリア滞在中の詳細や裏話は今後4コマ漫画にも描く予定です。

 

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